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他大学の試み
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多摩美大、東大と「芸術衛星」 宇宙画像・データを創作に活用
2011/12/20 6:00
多摩美術大学は東京大学と連携し、芸術作品の制作用の小型人工衛星を開発する。宇宙で収集した画像やデータを地上に送り、作品の創作に活用する。2013年度に実用化する。久保田晃弘教授は「夢のある宇宙のデータを使うことでアートの可能性を広げたい」と語っている。
多摩美大と東大が共同開発する芸術用衛星のイメージ図
「芸術衛星INVADER(インベーダー)」は10センチ角の直方体で重さは1キログラム。電波の送受信用のアンテナや太陽光電池などを内蔵する。
東大が衛星開発の技術指導をし、13年度に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げるロケット「H2A」に搭載して地球の周回軌道に乗せる予定。1時間半で地球を1周し、位置情報や太陽光による発電量、地球の写真、音声などのデータを地上に送信する。衛星は打ち上げから2年間活用する。
多摩美大は衛星のデザインなどを考案し、八王子キャンパス(東京都八王子市)に地上局を建設する。電波受信用のアンテナやサーバーを置く。どのようなデータや画像を収集するかといった指示を衛星に出せるようにし、既存のデータにはない情報を集められるようにする。
データは同大学が管理して一般公開するとともに、学生らが創作に利用する。音程を太陽光による発電量の変化に合わせた音楽作品や、衛星の位置に応じて振動のテンポが変化する立体作品などを計画している。
地元の産業活性化にも結びつける方針。八王子市の企業などと連携し、衛星データを使ったアクセサリーや家具、服飾などの製品化を目指す。衛星の発電量に応じて明るさや色が変化する照明やバッジ、衛星が現在地に近づくと振動する家具などを想定している。
多摩美大は衛星開発費を約400万円と試算しており、データ受信設備などを含めても事業費は1千万円を下回ると見込んでいる。12年末までに機体を完成させる計画。
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