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他大学の試み
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重粒子線医療、産学で育成 群大に博士課程
(2011年12月15日 読売新聞)
就業体験も 来年度
重粒子線治療の専門家を養成する博士課程コースについて記者発表する群馬大大学院の和泉孝志・医学系研究科長(中央)ら(14日、県庁で) 群馬大は14日、がん治療に効果的な重粒子線医療をすそ野の広い産業に発展させるため、担い手となる人材の育成を目的とした博士課程を来年度に創設すると発表した。医学、物理工学系の同大教授と三菱電機など関連企業の専門家らの計36人が指導に携わり、世界で活躍できる人材を送り出す。同大によると、こうした取り組みは全国初という。
同大は国内で唯一、博士課程のある大学で重粒子線治療施設を持っている。同大では、専門医に限らず、機器開発や関係分野の研究者などを養成し、世界に輸出できる一つの産業として確立させたい考えだ。
重粒子線治療は、ピンポイントでがん細胞に放射線を照射でき、体への負担が少ない。先進的な日本の技術は海外から注目が高い。ただ、施設には多額な資金が必要で、稼働しているのは国内3施設、海外でも2施設にとどまるという。
来年1月末に学生を募集する。定員は未定だが、少なくとも毎年4人は養成したい考え。関連企業での就業体験や、米ハーバード大マサチューセッツ総合病院などへの短期留学も課程に盛り込む。
この博士課程は、文部科学省が今年度から始めた「博士課程教育リーディングプログラム」事業から補助金を受けて創設される。
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