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他大学の試み

80凡人:2011/12/06(火) 02:06:11 ID:uU.EaOFA0
就職難を「氷河期」なんて言葉で飾っているが、この状況は特別な状況ではない。今の就職状況は、これから先も変らない。もしかしたらもって悪くなる場合だって考えられる。時代はもう昔と大違い。以前のように戻るだろうなんて考えている奴がいたら、とんでもないトンチンカン。いったん海外に出た工場やその他の職場が日本に舞い戻ってくるなんて考えないほうがいい。ただ将来のことで言えることは、海外に出られる有力大企業とそうでない中小零細企業の正規従業員の賃金格差がどんどんひろがり階級の意識が増大する。それに貧困層への対策、社会福祉をめぐって政治の場が今まで以上に騒がしくなることだろう。
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就職氷河期 好機作れ
2011年12月03日朝日新聞

キャリア支援ユニットには学生たちの姿が絶えない。3人のスタッフとともに日和田さんも学生と向き合う=熊本市黒髪2丁目

  1日に本格スタートした大学3年生の就職活動。東京では大学生による「反就活デモ」が起きるなど、長い氷河期の出口は見えない。そんな中、熊本大学の日和田伸一・キャリア支援ユニット長(51)は「そもそも社会に安定はない。就活は人生が大きく変わるチャンス」と学生を元気づける。就活への向き合い方を聞いた。

 ――学生にはどんなアドバイスを
  氷河期は昔から何度もありました。状況が悪いのなら悪いなりに自分らしい戦略を考えればいい。社会に出れば毎日のように経験することですよね。社会は変化に富んでいるからこそ面白い。就活にひとつの正解はない。自分が毎日、生き生きと仕事ができるためには、どうしたらいいのか。「正解は自分で作る」ということを伝えています。

 ――就活をする上で必要な準備とは
  「自分はこう考え、こう生きていく」という軸を持つことではないか。受験とは違い、友達と同じ努力をしてもうまくいくわけではない。有名企業に就職したとしても、その人が幸せだとは限らないし、大企業が合わない人もいっぱいいます。仮に卒業時に就職先が決まっていなくても、自分なりの軸がしっかりしている人は道を切り開いていけますよ。

 ――日和田さんの就任と同時に、就職課という部署名を「キャリア」という言葉に変えた理由は
  就活は単に内定を得るのが目的ではなく、仕事を通じて社会とどう向き合っていくのかを考える機会と捉えたから。大学の就職支援といえば、ドアのノックは3回とかお辞儀は45度などという技術論に終始しがち。でも、実際の企業はそんなものは重視しない。それよりも、どんな仕事をして、どう生きていきたいのかを自分の言葉で話す学生のほうがずっと魅力的だ。就活マニュアルもいっぱいあるが、あまり意識すると自分らしさが出せなくなるのでは。

 ――学生たちが内定を得るまでの流れは
  今年、5〜6月の段階で就職先が決まった学生たちは平均して71社にプレエントリーし、34社の会社説明会に出向きました。うち19社に応募し、2社から内定を得ています。ここから読み取れるのは、会社に落とされ続けながらも状況に合わせて自分の行動を修正し、最終的な着地点を見つけ出す力を身につけていっている点。内定まで簡単にいかない現実はあるが、だからこそ就活を通じて世界観が変わるような体験をする。学生たちには氷河期だってポジティブに進んでほしい。就活って面白いんですよ。(安倍龍太郎)

 熊本大のキャリア支援ユニット 
  2005年、リクルート社で人材開発を担当していた日和田さんを公募採用し、就職課の名称を変更。九州の国公立大学で初めて「キャリア」という名称を使い話題に。学生たちに社会の現実を知ってもらうことを重視し、大手企業だけでなく、中小企業の経営者に仕事の魅力を語ってもらう講演会も積極的に開く。リクルート時代の経験を生かし、日和田さんが開設した学内サイトでは各分野で活躍する卒業生約350人分のメッセージを読むことができる。国立大学では珍しい取り組みに他大学からの視察も絶えない。今春の卒業生の就職内定率は91%。




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