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他大学の試み

60凡人:2011/11/13(日) 09:54:59 ID:xts/bGcY0
ハッカで伊勢崎の街おこし 医薬品会社と前橋工科大
2011年11月13日

ハッカのお茶の商品開発に取り組む板垣社長(左)、安岡准教授(中)、浅見さん(右)=前橋市の前橋工科大学で

 伊勢崎市の耕作放棄地を利用して栽培されているハッカ。医薬品メーカー「中島ハッカ」(伊勢崎市)と前橋工科大(前橋市)の研究室が、共同でハッカのお茶の開発に取り組んでいる。同社が栽培した葉を使って学生が味や効能を調べ、産学連携で「群馬発の地域ブランド商品」を目指す。 (中山岳)

 同社は昨年から、伊勢崎市内の耕作放棄地で地元農家の協力を得てミントの一種、和種ハッカ栽培を開始。板垣哲也社長(29)が三月、同大主催の産学連携フォーラムで食品生理機能工学研究室の安岡顕人准教授(42)と知り合い、お茶の共同開発を依頼した。

 お茶作りは九月、研究室の四年生浅見知世さん(22)が研究テーマとして始めた。ハッカの葉はマイナス八〇度で凍らせ、機械で乾燥させる「フリーズドライ」の方法で保存。葉の前処理の方法、湯の温度、抽出時間を変えて味を比べ、体への効能を調べている。

 お茶好きの浅見さんは「スーッとするハッカの良さを残しつつ、青臭さを取るのが課題。普段から飲める味にしたい」と、桑の実とのブレンドなども試している。安岡准教授から助言を得て、板垣社長とも話し合い、本年度中に商品化にめどを付けるつもりだ。

 板垣社長によると、伊勢崎市内では大正時代から昭和初期にかけて和種ハッカの栽培が盛んだった。「ハッカを再び地域のブランドにしたい。市販の和種ハッカのお茶はまだ少なく、地元の人に愛される商品ができれば」と意気込む。

 一方、安岡准教授は研究室も地元企業の人脈が広がるなど利点があり、「学生は企業側と話すことでコミュニケーション能力が上がる」と教育効果も指摘する。同大は前橋市が運営し、二〇〇九年度から地域貢献や産学連携などを柱にした「地域連携推進センター」を学内に設置。大学の研究内容を積極的に発信し、企業との連携に力を入れている。




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