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他大学の試み
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熊本大がスマートグリッド実験 再生エネで校舎の電力賄う
2011/9/29 6:12
熊本大学は地元に拠点を置く太陽光発電装置メーカーなどと協力して、スマートグリッド(次世代送電網)の実証実験を開始する。太陽光や風力、バイオマスなどの幅広い再生可能エネルギーを利用。実際に大学施設で使用する電力を賄いながら、実用化に向けた課題を探るとともに技術開発を進める。大学がスマートグリッドの実証実験を手掛けるのは珍しいという。
実証実験は熊本市内の黒髪南キャンパスで実施する。既に設置されている太陽光発電装置や風力発電装置に加えて、バイオマス発電装置や蓄電池なども新たに設置。再生可能エネルギーを使って、講義室などが集まる工学部2号館の電力を賄う計画だ。
2号館は3階建て延べ床面積約3100平方メートルで、消費電力は1日800キロワット程度。講義に使用する昼間と、ほぼ無人となる夜間の使用量の差が大きいため、実験に適している。
熊本大では、既に2号館をはじめ黒髪南地区の各施設が使用している電力量をリアルタイムで把握するシステムも構築、気温の予想をもとに使用電力量の予測も実施している。こうした情報システムと連動して2号館の使用量に合わせて電気を供給する技術を検証・開発する。
太陽光では既に設置されている出力50キロワットの設備に加えて、年内に出力30キロワットの設備を新設。バイオマス発電装置も設置する予定。年内には実験システム全体の運用を本格化したい考えだ。
スマートグリッドの研究開発では米国に比べて日本は出遅れている。熊本県には富士電機やホンダ子会社が太陽電池の生産拠点を設けており、熊本大はこうした企業などと発電装置などの共同研究に取り組んできた。
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