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他大学の試み

33凡人:2011/10/28(金) 08:41:04 ID:xts/bGcY0
飲酒学生死亡で「アルハラ」認め初の和解 神戸学院大
2011.6.27 23:54

記者会見で質問に答える、当時大学2年生だった息子を亡くした男性(右)と弁護士ら=27日午後、神戸市中央区の神戸司法記者クラブ(甘利慈撮影)

 神戸学院大(神戸市)ユースホステル部の2年生の男子学生=当時(20)=が合宿中に死亡したのは飲酒の強要が原因だったなどとして、男子学生の両親が、大学と当時の部員20人に約1億円の損害賠償を求めた訴訟は27日、神戸地裁(矢尾和子裁判長)で和解が成立した。原告側によると、飲酒死亡事故で「アルコールハラスメント」(酒席での嫌がらせ)を大学側が認めて和解に応じた、全国初のケースという。

 和解は大学と部員20人がアルハラを認め、部員が連帯して和解金、大学側が見舞金を支払う内容。男子学生の両親が平成21年3月に提訴し、地裁が今年5月に和解勧告を出していた。

 訴えによると、同部は20年3月13日夜、岡山県内の大学施設で合宿中に懇親会を開催。3年生8人が男子学生を含む2年生13人に焼酎4リットルのボトルを回し飲みするよう命令し、男子学生は急性アルコール中毒で倒れたが、翌14日まで病院に運ばれずに死亡した、としていた。

 原告側などによると、和解条項は、(1)回し飲みは3年生から2年生に対し心理的圧力をかけた飲酒の強要で、アルハラに当たる(2)3年生はアルハラを行い、適切な救護を怠った(3)大学側はアルハラだったと認め、再発防止策を取る−などとしている。

 和解成立後に会見した男子学生の父親(54)は「和解まで大学が飲酒の強要を認めず、息子が『勝手に酒を飲んで死んだ』と言われたようなものだった。息子の名誉回復ができた」と語った。

 神戸学院大は「裁判所の勧告を尊重して和解した。アルハラの防止に向け、今後も学内で啓発に努める」とコメントした。




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