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他大学の試み
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私大、首都圏就活を後押し 系列校と情報共有・補助金支給
2011/10/22 1:44日経
首都圏の企業などへ就職を希望する学生を後押しするため、東北の私立大学が支援活動を強化している。石巻専修大学は系列の専修大学(東京・千代田)と連携し、学生の就職情報を共有化するシステムを新たに導入。東北学院大学は県外に就職する学生を対象に補助金の支給に踏み切った。いわき明星大学は首都圏での企業セミナー参加のため無料送迎バスを増便するなど、大学側が様々な手法で学生の就職支援に乗り出している。
石巻専大は、専修大神田(東京都千代田区)と生田(川崎市)の両キャンパスの就職情報を共有化するシステムを導入した。ネット上で情報をやりとりするクラウドコンピューティングの仕組みを活用した。システムを開発した日立製作所が石巻専大のサイト構築を手掛けた。
就職情報の共有化により、石巻専大に通う学生が専攻分野や履修科目、サークルなどの情報を入力し、希望する職種を伝達すれば、神田や生田の就職担当者がこの情報をもとに首都圏での就職先を照会する。すでに同大3年生の半数にのぼる200人以上が利用しているという。
石巻専大は沿岸部を中心に製造業の求人が減少しており、就活支援担当の佐藤彰桂・事務課長は「今年の被災3県の求人数は4割程度減りそう」とみている。
経済支援に動く大学もある。東北学院大は、被災した学生が県外で就職活動する際、3万円を上限とする補助金を支給する制度を6月から導入した。4年生が対象で、すでに約20人の学生が補助金の上限額の支給を受けたという。
いわき明星大は、明星大学(東京都日野市)の日野キャンパスで今月中旬に開いた合同企業セミナーに参加する学生を対象に、無料送迎バスを増便した。昨年は一回限りだったが、今年は9月と10月の2回手配した。「震災のため5月ごろまで就職活動を始められない学生が多くおり、遅れを挽回するのが目的」(就職担当者)という。
同大は11月上旬までに東京や仙台に向け、計4本の無料バスを運行する予定。福島県郡山市を拠点とする日本大学工学部も都内で開催する合同セミナーの参加者向けに無料バスを運行、26人が参加した。リクルートによると被災地の大学4年生の7月までの就職内定率は58%で全国平均の水準まで回復してきた。ただ被災地では「情報が不足していないか不安」「経済上の理由で就職活動を続けるのが困難」などと訴える学生の割合が全国を上回っているという。
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