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他大学の試み
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上武大 箱根駅伝予選会1位
(2011年10月16日 読売新聞)
シード権争い 個人走の向上課題
降りしきる雨の中を走る坂口主将(右)と佐藤選手(左)=15日午前9時36分、東京都立川市で
「第88回東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)の予選会が15日、東京都立川市の国営昭和記念公園をゴールとする20キロのコースで行われ、県勢では上武大(伊勢崎市)が10時間12分8秒で初の1位になり、4年連続4回目の本大会出場を決めた。2年ぶりに出場した高崎経済大は37位だった。予選会は各校12人までエントリーでき、上位10人の合計タイムを競った。本大会は来年1月2、3日に行われる。
強い雨が降りしきる悪条件の中、落ち着いたレース運びが光った。予選会独特の雰囲気にのまれる他校の選手たちを尻目に、上武大の選手たちは集団走で我慢を貫き、4回目の箱根路の切符をつかんだ。
前半10キロの通過順位は、通過ラインぎりぎりの9位。だが、15キロで5位に浮上すると、ゴールではトップに躍り出た。上位10人全員が100位以内で、1時間2分を切るという層の厚さも見せつけた。
全体の9位で、チームトップだったエースの氏原健介選手(3年)は、「後半粘るのはチームの持ち味。みんな自分の走りが出来ていた」と総合力アップに手応えを感じていた。出場した全ての1年生の中でトップタイムをたたき出した佐藤舜選手(1年)は、「先輩に引っ張ってもらい、後半もうまく走れた」と、長距離にも不安はない様子だ。
一方、首脳陣は前半のペースが上がらないことに少し焦りもあった。花田勝彦監督は「全員が手堅く走ってくれた。私以上に、選手たちは落ち着いていた」と安堵(あんど)した表情で語った。
ただ、本大会では各選手が個人走で力を発揮しなければならず、予選会の1位が直接本大会の上位進出に結びつくものではない。上武大は過去3回、全て5位以上で予選会を通過しているが、総合順位は21位、14位、19位とシード権(10位以内)争いにすら食い込めていない状況だ。坂口竜成主将(4年)は「ここで満足せず、もう一段レベルを上げなくてはいけない」と気を引き締めた。
惨敗だった今年の箱根駅伝の反省を生かし、夏合宿では個人走の練習を多く取り入れ、本大会を強く意識してきた。「もう立川(予選会)に来ないようなチームにしなくてはいけない」と花田監督。初のシード権獲得に向け、本当の戦いはこれから始まる。(竹内元)
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