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群馬県民スレ

857凡人:2013/04/29(月) 13:12:44 ID:cRSoFyHg0
春の褒章 県内から19人 群馬
2013.4.28 05:01
 □黄綬褒章 佐藤建具店代表 佐藤博宣さん(61)

 ■現代の名工 組子作りに情熱

 政府は春の褒章受章者を28日付で発表した。県内からは緑綬褒章1人、黄綬褒章8人、藍綬褒章10人の計19人が受章した。このうち、黄綬褒章に輝いた建具職人で佐藤建具店代表の佐藤博宣さん(61)=渋川市=に、喜びの声を聞いた。(椎名高志)

                   ◇

 「最初は、なぜ私が表彰されるのかと驚いたが、今では本当にうれしく思っている」と控えめに受章の感想を語る。

 3代目となる佐藤建具店代表。建具職人としては41年に及ぶキャリアを誇る。特に、くぎを使わずに木を組み付ける伝統木工技術の組子の作成では、広くリーダー的存在として知られる。昭和62年には1級技能士全国技能競技大会で内閣総理大臣賞に輝き、平成19年には県の建具業界としては初めて「現代の名工」に選ばれている。

 「モノづくりは好きで、父親も組子をやっていたので興味もあった」というが、本格的な修業は20歳から。それも昼間は障子やドアなど一般的な建具を作り、組子に対するのは夜。「全国に名人がいると聞けば足を運び技を盗んだ。休みなんてなかった」と笑みを浮かべて振り返る。

 組子に別の木を埋め込む象嵌組子、部品の角張を取ったうえに斜めにした塵(ちり)返し面取組子…。ノミやカンナなどの手道具と材料の木曽桧を自由自在に使い、より高度な技術が求められる組子の作成に挑戦し続けている。最近では組子を局面にした「組子行灯(あんどん)」を作り上げた。作品は平成23年度のグッドデザインぐんまで大賞に選ばれた。「この局面組子は他の人はやったことはないはず」と胸を張る。

 組子の魅力は、“繊細さ”だという。だから「丁寧な仕事、きれいな仕事を心がけてきた。何より正確さが求められる」。部品の刻みに少しの誤差も許されない。「組むときは緩くても固くても駄目。スッと組める感覚が大切。それは経験」と口調は熱い。

 今、客からの注文で組子を作成することはまれだ。建具組合の展示会に出品することを念頭に、新たなデザインや組み合わせに心を砕く。「採算は度外視という面もあるが、いいアイデアがあれば作り続けたい」という思いは強い。

 県建具技能士会会長、県建具組合技術委員長という肩書も持ち、技術の伝承も科せられている。建具店自体が減少するなど取り巻く環境は厳しいが、2年前から建具店の跡取り6人に組子を教えている。「組子は特殊な技術。だが、いったん廃れてしまうと復活できない。決して怒ることなく、手取り足取り教えている」と白い歯をみせた。

 高崎工業高校時代は器械体操部に所属。3年生では国体に出場、種目別つり輪で2位に輝いたスポーツマンでもある。




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