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俺は小説家を目指している。
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:
イチゴ大福
:2005/02/18(金) 19:10:38 ID:8efMvF4U
16.電子の国は立ち入り禁止。Guest in crime scene. ⑥
前田は間良のコンピュータ技術に感心するとともに、彼の操作速度の速さについていけず作業の内容を理解することを諦めていた。
「トンネリング技術を応用した仮想専用回線を構築し、俺が組んだ攻撃スクリプトでK大学側のサーバの上位アクセスシーケンスを奪取する。やってることは簡単だ。大学のサーバを乗っ取るだけだ。」
「そんなことをして気づかれないのか?」
「処理速度は若干遅くなるだろうがストレスを感じるほどではないし、ネットワーク接続も演算処理も彼らから見れば変化がない。」
「まさに幽霊だな。」
「ファイアオールの無効化とセルデータのトランスファーに多少の時間がかかるが、それでも五分程度だ。それが完了したらあとはやりたい放題だ。」
「なんだか罪悪感を感じてきたよ。」
「まぁ、感じないよりはマシだろうな。」
実際彼は優れたハッカーだった。こんなことを褒められる話ではないが、彼は数分も立たないうちに梧桐冬樹のデータを見つけ出した。
「医学部だな。しかもこいつ推薦入学だぞ。成績は・・・・・・うわ、教養科目のこの生物の評価見てみろよ!こんなんで医者になる気か?冗談もたいがいにしろよ!病気になってもこんなのに診てもらいたくないな。」
「一浪してるのか。現在は一期生だな。」
「こんなポンコツの入学を許したお馬鹿さんは誰なんだろうな?」
そういうと、間良は推薦者リストのファイルを開いた。来年度春の入学予定者のリストだ。
名前と高校名、部活や学業成績の平均評定があるが、最後に七桁から八桁ほどの数字があった。項目には「備考欄」とあった。
「なんだろう、この数字は?」
「金じゃないか?裏金だよ。昔からよくいうだろう、馬鹿な子供ほどかわいいってな。馬鹿だけどかわいいから金を払って大学にいれてやってるんだよ。」
「まさか!それじゃ梧桐も!?」
「まぁ待て。今探してやるから。推薦入学には確か学部長の承認が必要だったな?学部長は・・・・・・これだな、根路銘国盛教授、医学博士だ。共有サーバ内のファイルにはそれらしいものは見当たらないな。まぁ、そんな阿呆な真似をする奴はいないか。どうやら先生のマイパソコンをいじらせてもらう必要がありそうだ。」
「どうするんだ?」
「先生殿のコンピュータの物理記憶に侵入する。どうせ大学の先生なんてメールチェックくらいにしかパソコン使わないからな、スタンバってくれてるとありがたいんだけど・・・・・・だめだ。死んでる。」
「死んでるって?」
「電源が入っていないんだ。こればかりはどうしようもない。しかし案ずるなかれ。ここに先生殿の携帯電話の番号とメルアドがある。メルアドを偽装して送り、ネットに接続するように仕向けよう。」
「どうやって?」
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