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【バジパイ】大学生なら政治を語れ!【ムシャラフ】2
293
:
ぽちょ
:2007/04/02(月) 13:02:56
マニフェスト選挙の弊害
①マニフェストを実現するだけなら、議会における大きな修正が起こる
討論は不要であり、議会はいらなくなる。民衆が選んだマニフェストを
実行するだけなので。
②スーパーで商品を選ぶように、民衆は自分たちの短期的な「利益」になる
ことしか選ばなくなる(注)。また民衆受けする政治理念しかもたない政治家
で溢れることになり、民衆の気が変わればその政治家の理念も変わるという
変節政治が常態となる。もちろんマニフェスト選挙は空疎な象徴的スローガンで
埋まる。
(注)
哲学で実践知(保守知)と技術知(左翼知)という言葉があります。
技術知とは「利便性」に要約される効率と速度に重心を置く知識体系の
あり方です。ひたすら「あれにこの考え(理論、システム等)を応用(水平的に
移行)すれば効率(速度)が上がる」と考えることです。
卑近な例をあげれば、経済学で市場主義を広める人々のことですし、また
グローバリゼーションを広めることも技術知の最悪の形態でしょう。
学問でいえば一般化(命題化)と統計等で実証、そして多方面で適用という
やりかたがそうでしょう。
実践知とは「精神性」に要約される心の豊かさやと会話に重心を置く知識体系の
あり方です。いかに人生を豊かにするか。人間の「手」で料理をして、それを食べながら
よき言葉遣いの会話でその時々を楽しむやりかた、それが実践知というものです。
学問でいえば、ソクラテスに始まるような対話をしながら、精神のあり方を探るという
ものです。技術に豊かな会話や精神の探検は皆無です。
つまりマニフェスト選挙では、現代にはびこる(20世紀最大の哲学者の
一人であるハイデガーが一番警鐘を鳴らした技術知)のみに裏付けられた
「利便性」の追求のみが進むということです。いっそう貧しい心と他人を
バカにして嗤うというような会話が主となるでしょう。
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