したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【邦楽】 今聴いてる曲を書き込むスレ 【洋楽】

304餡プリン(ゲーヴェ-ゲー):2005/02/15(火) 04:33:19
「君が代」の構造について。
調は壱越調。壱越というのは六調子の一つで、基音は洋楽でいうD(レ)に近い音。
季節を表すと、双調は春、黄鐘調は夏、平調は秋、盤渉調は冬、壱越調は土用。
つまり「君が代」は季節を超越した存在である。
また方角で表すと、双調は東、黄鐘調は南、平調は西、盤渉調は北、壱越調は中央。
つまりどこにも向いていないのだ。お寺の鐘は双調の音で東方浄土を向いてるそうな。
洋楽でいうとG(ソ)に近い音にあたる。

では君が代本曲を見ていこう。まず『きみがぁよぉは』の7音を分類すると、
「き(壱越) み(神仙) が(壱越) あ(平調) よ(双調) お(平調) は(壱越)」となる。
まずこのフレーズは壱越に始まり壱越に終わる。“あ”で西を向き、“よ”で東を向き
“お”で再び西を向き、最後の“は”で中央に戻ってくるということだ。
次の、『ちよにぃぃやちよに』の9音を分類すると、
「ち(平調) よ(双調) に(黄鐘) い(双調) い(黄鐘) や(壱越) ち(盤渉) よ(黄鐘) に(双調)」
である。方角となると、「西→東→南→東→南→中央→北→南→東」。
メロディーが中央に帰った時に一番、強くなるのが分かるだろう。
これは中央権力の強さを表そうと、また作り出そうとした旋律なのだと伺い知れる。
次の『さざれいしの』の6音であるが、これは
「さ(平調) ざ(双調) れ(黄鐘) い(壱越) し(神仙) の(壱越)」となる。
神仙という音は、使われることの少ない音であるが、これがあることにより、
壱越と壱越のつながりがより鮮明になっている。
『いわおとなりて』の7音は、
「い(平調) わ(双調) お(黄鐘) と(双調) な(平調) り(双調) て(壱越)」である。
最後の音は壱越、つまり中央である。「西→東→南→東→西→東→中央」。
さて、『こけのむぅすぅまぁぁで』という最後の11音を分類すると、
「こ(黄鐘) け(神仙) の(壱越) む(神仙) う(壱越) す(黄鐘) ぅ(双調)
ま(黄鐘) ぁ(双調) ぁ(平調) で(壱越)」である。
やはり一番盛り上がるところでは壱越の音が中心になっている。つまり中央だ。
壱越の音を奏することはつまり、万物を支配するという意味があるのである。
最後も勿論、壱越の音で終わる。「きみがよは」の最初の“き”の音も壱越であり
最後の“で”の音も壱越であるということは、後にも先にも中央の人、つまり、
“君”よりも偉い者はいないという意味なのだ。君が代とはそういう曲なのだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板