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株式相場に興味のある方いませんか?

263systematic:2003/06/29(日) 13:20
生き残るほうが最大の目標と書かれてましたけど、それについて僕が思っている事があります。
例えば
①Nを横に引き伸ばしたような線
②右かた上がりの線
の両方を紙に書いてみてください。
それら①と②の線を、ある2通りの売買方法の利益曲線だとします。
そして、①線の最終到達地点は②線の最終到達地点よりも上方に設定してみてください。
(要するに、ある期間における最終利益は①の売買方法のほうが多い)

それら二つを比べてみてどう思いましたか?
確かに、①の最終利益は②よりも多いので、よい売買方法に見えるかもしれません。
しかし、①の売買方法では、最終地点に到達するまでに利益の落ちこみがあります。
(この利益の落ちこみのことをドローダウンと言うことにします)
このドローダウンというのは、ある売買方法が有するリスクの度合いを測るパラメータと考えられています。
つまり、①の売買方法は②よりもリスクの高い売買方法なわけです。

①の売買方法では、一時的にはかなり利益がでたりします。
しかし、今までに得られた利益が、一回の売買で全部吹っ飛ぶ場合があります。
もっと最悪な場合には、損失まででる場合もあります。
その損失が許容範囲を超えた時、すなわち、売買をしても今までの方法では
利益がでないほどになってしまった時に市場退出となります。
①のような売買方法をとると、最も利益が多くなったときに、市場退出する
事が最もよい選択であるということにもなります。
(なぜならば一回の売買で今までの利益が吹っ飛ぶ可能性があるため)
そして、それは生き残る、すなわち市場で売買し続けるという事を意味しませんね?
つまり、①の売買方法がいくら最終利益が多かったとしても、リスク度合いを考慮した場合
よくない売買方法ということです。

ここまで読んでもらえれば、大体僕が言いたい事はわかってもらえたかなと思います。
(これが正しい考えか、間違った考えかということではありません)
要するに、生き残ることが最大の目標ということを換言すると、②のような
安定的な(ドローダウンの少ない)売買方法を確立することが最大の目標というか、
重要であるということです。
もちろん、損益曲線が右かた下がりの売買方法がいけないのは、言うまでもないと思いますが・・・


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