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身延相承書と池上相承書について
154
:
顕正居士
:2007/06/01(金) 19:09:57
神仏判然令から百数十年経って、神仏は別の教であるかのように思われている節もありますが、
江戸時代までは仏神は全く習合していました。例えば輪王寺と東照宮は本来一個のものでした。
寺院の中に神社があり、神社の中に寺院がありました。有師の化儀抄に「他宗の神社」という
表現がありますが、文字通り、他宗の寺域にある神社もしくは管轄する神社です。
強制的に寺院と神社が分離されたので、寺院管轄の小社は多く滅び、あるいは滅びつつあります。
イシャナ神を祀る「第六天社」は昔は全国にたくさんあったそうです。インドの神様まで仏教から
分離するのはナンセンスですね。
大石寺の付近にも同寺が管轄する小社がまだ残っています。しかし大石寺の信仰と浅間大社
との習合は特にあったという話は聞いたことがありません。
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