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つぶやきすれっど2
1485
:
ワラシナ
:2005/04/10(日) 22:29:12
花見駆け足 2
2 四谷駅から飯田橋へむかう車中から、左手の外堀通り沿いを見た途端目に飛び込んできた。枝全てが濃厚な牛乳に浸かったような真っ白の桜が枝を水面近くまで伸ばせて立ち並んでいる光景が、である。
その鮮やかさは見事というほかない。飯田橋から見たお堀の左右に咲いている桜の薄桃色の連なり(もっとも法政大学側はそこからはあまり見えないのだが)も素晴しかった。
3、飯田橋を下りて九段高校(この校名廃止を悲しむOB多し)を過ぎ、靖国神社前を見たら既に凄い花見客の群れだった。殆どが千鳥が淵目当ての人々であった。歩道橋から見ると九段下から続々と上ってきている。テレビが連日千鳥が淵を映して煽るものだから自分もつられてその気になってしまったのだったから他人のことは言えなかった。
一体どこの場所から見るのが最絶景なのか、やはり客が一杯群がってるところが一番素敵な場所なのだとわかった。テレビはおそらくここから映していたんだろうと思いながら、まず、武道館入り口あたりから左右の御堀下に向かって這うように垂れ下がっている桜をながめた。周りではデジカメ撮影している人で一杯である。
桜の美しさの急所は何といっても並木として植えたことによる、近くの桜と遠くの桜が何層にも奥に向かって連なる「重なりの見え方」にある。その重なりの中にいて人は、桜に包み込まれる幸福を味わうことができる。人を包み込む程の大きさの花はなかなか見当たらないと思う。
その下で花見をしたがる人の気持ちも頷ける。
私も歩きながらビールでも飲みたくなったが、誰もしていないのでやめた。もっとも目の前を歩いている人との距離はわずか50センチしかなかったから飲まないでよかった。
先の上智大土手と同じく絶えずかすかに散り始めているが前を歩く人の肩にかかる程ではない。
皆さん御行儀よく粛々と観賞しながら歩いている。時折嘆声が聞こえた。客の多くがここ千鳥が淵の花見を例年の儀式にしてしまっているように見受けられた。
武道館入り口から、左に折れて首都高速方向を目指して左下のお堀を見れば、どの桜も腕を垂れ下げたように枝枝を白一色にまぶして斜面に沿って伸びている。水面を見ればボート遊びをしている人が多くて目障りな程である。ボート乗り場では順番待ちの長蛇の列。
並木を進む人列は凄い数で朝の通勤時間帯の駅の構内のような混雑振りであり、交通誘導の警官が出動していた。帰りは歩行者通路確保のため一部交通規制して車道を歩かされた。数少ないベンチは,手弁当を広げていた人々で占領されていた。神奈川県から繰り出してきた人々もいたようだ。また、武道館ではちょうど理科大学入学式だったから人も多かった。
ボート乗り場で引き返し靖国神社に向かって帰りながら気がついたことだが、往きとは反対に右下に御堀を見る帰り道の光景のほうが桜の重なりが増して艶やかに見えた。
九段下へ向かう途中の道端ではヤクルトの制服とmsnのチラシがみえた。販売とマーケティングの大事を教えられた感じだ。
4,このあと浅草へ行って隅田川沿いを見たのだが、桜より水上バスのUターンの光景のほうが面白かった。
h17・4・9
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