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つぶやきすれっど2
1306
:
一談家
:2005/01/29(土) 15:54:05
>1301 通りすがりさん
勿論ありますよ
『金吾殿御返事』 文永六年一一月二八日 四八歳
大師講(だいしこう)に鵞目(がもく)五連給(た)び候ひ了(おわ)んぬ。此の大師講三・四年に始めて候が、今年は第一にて候ひつるに候。
抑(そもそも)此の法門の事、勘文の有無に依りて弘まるべきか、弘まらざるか。去年方々に申して候ひしかども、いなせ(否応)の返事候はず候。今年十一月の比(ころ)、方々へ申して候へば、少々返事あるかたも候。をほかた(大方)人の心もやわらぎて、さもやとをぼしたりげに候。又上のげざん(見参)にも入りて候やらむ。これほどの僻事(ひがごと)申して候へば、流死の二罪の内は一定と存ぜしが、いまゝでなにと申す事も候はぬは不思議とをぼ(覚)へ候。いたれる道理にて候やらむ。又自界叛逆難(じかいほんぎゃくなん)の経文も値(あ)ふべきにて候やらむ。山門なんどもいにしえにも百千万億倍すぎて動揺とうけ給はり候。それならず子細ども候やらん。震旦(しんだん)・高麗(こうらい)すでに禅門・念仏になりて、守護の善神の去るかの間、彼の蒙古に従(したが)ひ候ひぬ。我が朝又此の邪法弘まりて、天台法華宗を忽諸(こつしょ)のゆへに山門安穏ならず、師檀違叛の国と成り候ひぬれば、十が八・九はいかんがとみへ候。
人身すでにうけぬ。邪師又まぬかれぬ。法華経のゆへに流罪に及びぬ。今死罪に行なはれぬこそ本意ならず候へ。あわれさる事の出来し候へかしとこそはげみ候ひて、方々に強言(ごうげん)をかきて挙げを(置)き候なり。すでに年五十に及びぬ。余命いくばくならず。
いたずらに曠野(こうや)にすてん身を、同じくは一乗法華のかたになげて、雪山童子・薬王菩薩の跡をお(追)ひ、仙予(せんよ)・有徳(うとく)の名を後代に留めて、法華・涅槃経に説き入れられまいらせんと願ふところなり。南無妙法蓮華経。
十一月二十八日 日蓮花押
御返事
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