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つぶやきすれっど2
1233
:
雖念
:2005/01/10(月) 03:50
犀角独歩さん(その1):
つぶやきスレッドは、議論の応酬はなしということで、1228もいったん書き直してから投稿したのですが、どうも私が議論の原因を作ってしまったようで申し訳ありません。
さて、とりあえず行き違いになった原因(私が考えるところの)について整理してみたいと思います。
まず、冗長になりますが退行の定義について引用してみます。
耐え難い欲求不満に直面して、それから身を守るためにリビドー生活の初期の段階に立ちもどりそこに幻想的な満足を見出すために固着する患者のリビドーの組織化の過程。
ある段階からもうひとつの段階への過程が耐え難い激変として体験されたときに、過去のある発達段階へと一時的に回帰することを記述するための概念。しかし、注目すべきことは、この用語は生物学的理論のモデルに基づいて作られた発達論的概念と密接な関係があることである。この用語の中に、幼児の生活のごく早期のシニフィアンの回帰だけを見るのなら別だが、治療の効果を記述するのにこの用語を使うのは適切でない。
(チャールズ、ライクロフト:精神分析学事典,pp211、河出書房新社、1992)
発達または進化の上で、前の状態、前の時期にかえること。文明人のおとなが、コドモや未開人や動物に見られるような態度をとること。脳の障害などに見られ、感情的ショックなどによる原始反応特にヒステリー反応などに見られる。精神分析では、人間の性欲生活は、コドモ時代から存在し,口唇に快感を感ずる時期、肛門―尿道の時期を経て性器期にいたると考えるが、大人になって後に欲求不満(フラストレーション)のために前の段階に用いた欲求満足の方法を再現すること、たとえば口腔性交のような異常性欲を示すことを退行という。また、ユングでは、リビドーが意識→無意識の方向をとる現象を言う。また、生活上の困難から逃れることを意味するのに用い、社会的・倫理的意味で、スポーツに熱中して仕事を怠るような場合も、発達した人間にとって原始的だというので(退行)ということもあるが、これは適当でない。
(宮城音弥編:心理学小事典、152-153、岩波書房、1979)
(続く)
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