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法華経について

7いちりん:2002/08/30(金) 11:13
『法華経』じたいは、お釈迦さまが亡くなって、おそらく五百年後あたりにできたお経なんでしょうね。
お釈迦さまが、あのあたりにおられたのはたしかですね。王舎城もあるし、祇園精舎も近くですし、ブッダガヤも近くです。
実際に、霊鷲山では説法されたかも知れません。

まあ、お弟子さんが、どれくらい居たのかわかりませんが。第一次仏典結集のときには、五百人の覚醒者(阿羅漢)がいたことになっています。

ともあれ、生きたお釈迦さまがおられて、百人くらいの出家の弟子がいたんでしょうね。それで、日々、瞑想と説法をされていた。

そのことを素材にして、数百年後に、大乗仏教が語られると、ものすごいSFXみたいになってしまうわけです。

たとえば、「見宝塔品」あたりを読みますと、────

地中から、高さ五百由旬、縦横二百五十由旬の七宝づくりの塔が湧き出し空中に留まったとか。
娑婆世界は一変し清浄な世界となり、諸佛が集まって来て、高さ五百由旬の宝樹の下の五由旬のところにある獅子座に座った。
各方面にいた釈尊の分身が、八方に座した。十方の四百萬億那由他の国土(星)に諸佛が遍満しているのが見える。

この宝塔なんてのも、おそらく地球的な規模の巨大さかも知れません。そうして、この銀河系宇宙のみならずあらゆる宇宙からの仏さんが来集するわけですね。

こういうお話を、もすこし自分たちのイメージに近づけると、────

日蓮さんが亡くなって、七百五十年くらいたちますよね。で、その日蓮さんが説法したというお話を、いまの平成のときに、経典であらわす人たちがいる。
まあ、日興さんあたりが、「わたしは師匠からこのように聞きました」という語りで、あらわすようなスタイルですね。すべての経典は、弟子の阿難が、お釈迦さまから聞いたことを話すというスタイルです。

そのものがたりは、身延山の庵に、何千万人という人が集まり、全宇宙の仏やら菩薩が集まる。そして、日蓮さんは、眉間からレーザービームのような光を発して、全宇宙を照らして浄化する。東京ドームの一億倍くらい巨大な宝塔がにょきにょきと現れる。
空中にどわーーと浮遊して、そこから説法される。で、聞いている大衆も、あれあれいう間に、空中に浮かんでしまう。

そんなものがたりが、真実だとして、書かれる。そして、それが外国に伝わって、翻訳されて。ものすごい金言として大切にされてゆく。

そうして、あるとき身延山の日蓮さんの庵の後を訪ねてみたら、まあ5DKくらいの、日の当たらない湿気の多い場所であった。

……とまあ、そういう感じでしょうか。


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