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法華経について
276
:
顕正居士
:2008/06/10(火) 20:50:02
犀角独歩さん。南インドには十二使徒直系かもしれない古くからのキリスト教があり、またペルシャから
中国に至る地域には西方から追放されたネストリウス派のキリスト教が長く存在しました。したがって
仏教との交渉もあるはずという説はいろいろありますが、仏教=南方仏教のイメージから来る誤解が多い。
三位一体と仏の三身が似ているなどはブラフマン、ビシュヌ、シバの三神交替の仏教化で説明ができます。
インド教や仏教の論書でキリスト教を批判した文献はないようで、たぶんそこまでは認知されていなかった。
マターリさん。法華経と同じ頃か少し後に無量寿経が成立しています。数世紀後には金光明経(この経にも
如来寿量品がある)、涅槃経、華厳経が成立します。さらに数世紀経つと密教経典の時代になります。
つまり法華経と無量寿経によって大乗の仏は報身仏であることが確定し、その後は毘盧遮那仏として神格化
が完成します。法華経以後の経典は法華経を前提にしているとはいえますが、久遠の仏は法華経と涅槃経
だけにあるわけではない。ですから寿量品を重視した日蓮もその点では他経には二乗作仏がないから虚説
だと方便品に議論を戻すしかなかった。これらの経の成立順序(金口説では流布の順序)はわからなかった
からです。
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