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法華経について
239
:
顕正居士
:2008/05/19(月) 22:20:27
>素直に法華経を読めば、法華折伏破権門理という言葉は浮かばないと思います。
法華は折伏にして權門の理を破すること、金沙大河復た迴曲すること無きが如し。涅槃は攝受にして
更に權門を許す。各為れ因縁存廢有異り有り。然れども金沙百川海に歸して別ならず(云云)。-玄義
法華経は三乗・五乗の実体を破して一乗に帰し、一代の教ことごとく法華となる。涅槃経は悉有仏性
をいいながら一方に闡提折伏などを説く。だから法華は折伏であり、涅槃は摂受である。然し涅槃経
の主目的は法華の追説にあるから、最後法華に帰し法華涅槃別ではないのである。
天台智邈は彼以前の教判を整理発展させ、中国で重視した華厳経、般若経、法華経、涅槃経を般若経
(三論・四論)を土台に統一した。これは成功して三論宗、涅槃宗は天台宗に吸収された。
それで法華涅槃は同一醍醐味とはしますが、土台が羅什三蔵が伝えたローカル中観(四論宗)なので
華厳・唯識・如来蔵思想には比較的に対決的だった。仏性思想の色合いは智邈には濃くありません。
闡提折伏(異教徒征伐)はこの仏性思想にも反する方便説であるから、つまり権門を許す摂受の説と
いうので、ここでは折伏・摂受の意味が違います。
*法華一乗は三乗のみでなく人・天を含めた五乗を開会するので闡提(異教徒)という概念はなくなる。
それで「万善同帰教」といいます。
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