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法華経について
23
:
犀角独歩
:2002/09/14(土) 10:50
この提婆達多品というのは、実に不思議な品ですね。
この不思議さは梵本直訳で読みといっそう際だちます。
私がびっくりしたのは、過去の因縁を語るのにかつて提婆達多が師であり、そこで釈尊が修行をしたとする段で、漢訳の修行は「奴隷となる」と梵本直訳ではなっています。弟子(修行)と奴隷、このまったく違ってとらえられる立場が直訳では読み取れるわけです。
もう一点、竜女が自分を示す語は漢訳では「我」ですが、直訳ではなんと「妾」の字が充てられています。振り仮名は「わらわ」ですが、この「妾」という表現を見たとき、私はぎょっとしました。
ここで登場する提婆達多と竜女は何を意味するのか、ここを考えてみると面白いですね。提婆達多は釈尊の教団でもっと最初に分裂した一派であると言われています。もっと早い異端ですね。方や竜女と聞くと私は直ちに身延の七面山大明神を思い出すのです。「歴史が逆だ」ということは百も承知なのですが、七面山大明神は蛇の女の神様ですね。蛇というのは、つまりは竜です。竜女というのは実は竜の女神を祀る種族の王女のことであったのではないのかと思えるわけです。
さらに想像を逞しくすれば、(顕正居士さんのご指摘のとおり)提婆品は宝塔品の部分であるか、あるいはあとから挿入されたもので、文中には多宝如来に係る記述も見られます。実はこの四つ、釈尊の教団、提婆達多の教団、竜女神の教団、そして、あるいは多宝塔信仰教団の信仰が、法華経創作当時あって、それらを集合し、一つのものとして考える教団があり、それが法華経の、あるいは提婆品のモデルになっていったのではないのかと思えるわけです。
提婆達多は釈尊教団からすれば、悪人でしょうが、その教団にとって尊敬対象であったでしょう。竜は古今東西、ご神体として教団を形成する力はあります。女性の成仏、すなわ利益を説くことは、どの教団にとっても重要な意味を持つ次期に入っていたのでしょう。これらの宗教的な説明原理は先行し、ついで、異教団の集合を意図する底意が、この提婆品にはあったのではないのかと私は想像しています。
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