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法華経について
160
:
顕正居士
:2008/04/22(火) 02:20:17
大乗興起のあり得る理由
梵天の勧請を受けて仏陀は「不死の門は開かれた」と宣言します。この「不死」というのは永遠に生きる
意味ではありません。二度と死なない、つまり次にはもう三界に生まれて来ない意味です。
インドの宗教はみなこの「解脱」を目指します。ローカーヤタはそのために特別な努力は不要としますが。
反対に永遠に生きることを目的とする宗教が二千年前に創始されました。キリスト教です。
今も南方仏教圏では死ぬのは今回限りを目指して多数の声聞が修行中です。在家信者は声聞を供養し
来世は生天し、憂いのない環境で出家を果たす建前です。ほんとうにそうなんでしょうか。
グローバライズした現代ですから南方仏教の信者には西洋人も日本人もいます。出家する方もおられます。
たしかに「解脱」のために努力している方々は少なくない。けれども反対の目標のほうが好ましいと
考える人は昔から常にいたのではないでしょうか。三悪道にしばしば堕ちるならいっそ解脱したいが
永遠に富貴の身として生きられるならそのほうがよいと。これが大乗仏教のセールスポイントであった
可能性はあるでしょうね。来世は出家の建前もないわけですから。
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