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法華経について

146一字三礼:2008/04/20(日) 10:20:17
145からつづく

法華経記述の仏塔は、高さが直径の約2倍ある形状ですが、実際の仏塔では、直径が高さの4倍あります。古代の建築技術の限界と仏塔という形状の約束事もありましょうが、直径の2倍以上の高さのある大塔を造ることは、実際には難しかったでしょう。

西北インドの「ダルマラージカー大塔」であれば、建立の時期からして、法華経の編纂者も目にしていたと考えられます。しかし、法華経の記述は、実際の仏塔の比率がまったく無視されています。つまり、法華経に「高さ千由旬、縦広正等にして4千由旬」という記述があれば、実際の仏塔をモデルとしていると言えるでしょうが。

では、高さが直径の2倍ある仏塔がなかったか、と言えばそうでもありません。

それは石窟寺院の「塔院窟」にある仏塔です。人の開削による石窟寺院は、アショーカ王の治世の紀元前3世紀ごろから始まるといわれます。
石窟寺院のもっとも基本的な構成は、「僧院窟」と「塔院窟」から成り立っています。このことは、部派の僧侶も積極的に仏塔崇拝をしていたという証拠にもなりましょう。

「塔院窟」に安置される仏塔は、全体的に大きくはないのですが、直径よりも高さが勝るものが多いのです。石窟寺院の僧侶たちが、野外の大塔には興味がなかったか、無視したのかは、わかりません。

この推測が成り立ち、仏塔の大きさを記す法華経の品(授記品等)を伝えたものたちが、石窟寺院に居住する僧侶であったとしますと、チャイティヤ建立を勧める集団(法師・分別・神力)とはまったく異なった環境と仏塔観を持っていたと考えることができるのではないでしょうか。


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