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法華経について
125
:
犀角独歩
:2006/05/22(月) 06:34:50
顕正居士さん
この度は、学習のための種々のご指導、まことに有り難うございました。
とても参考になりました。深く御礼申し上げ、活用させていただく所存です。
無知をさらしてお恥ずかしいのですが、ここで、やや梵本からの議論を続けようと思っております。引き続き、ご笑覧、ご教示を賜れれば有り難く存じます。
Romanized Sanskrit の表記を申し合わせたほうがよいのかもしれません。
この点は、28日のオフ会でも、問答名人さんにもご相談申し上げたいと思っております。
一字三礼さん
> 一般的な成立史…八千頌般若経よりも般舟三昧経がもっとも早く成立した大乗仏典…
先にも示した岩本師の分類では、同経を179年としています。
いずれにしても、この段階で阿弥陀/浄土は記述されているわけですね。教典と言うより、仏・土としては、既に摂取・習合していた感がありますね。
> Grdhrakuta…はるかに分量が少なく素朴
なるほど。さすが鋭い観察です。
この前の松山先生のお話にもありましたが、法華経というのは、全体的にそう言えますね。
それにしても、漢和訳にすると、まるで水墨画のようなイメージになり、殊に日蓮曼荼羅では、墨字漢字一色になったうえ、平面的。衣まで薄墨、鳴り物はせいぜい鈴(りん)太鼓に磬どまり、まるでモノトーンのイメージです。けれど、梵本から見る法華経はそれでも総天然色(古いですねこの表現は)管弦楽団、SFXを駆使といった様相です。映画、それも歌劇物がもっとも盛んなのは、インドだそうですが、梵本の法華経もまた、この印象ですね。
しかし、それでも法華経は、仰るとおり、他教典に比べれば、素朴なわけです。
先行するのが『八千頌般若』であれば、そのテーマは般若、まあ、智慧といったもので、対して、法華経は聖典信仰と菩薩修行がもたらす長寿。さらに般若に対抗するように覚(道)と訳されるところ anuttarasamyaksambodhi を言うわけですが、これがどんなものであるかは、仏しかわからない、だから、菩薩道修行をしよう、未来成仏を約そう(記別)というところですから、他スレでテーマになっているヒンドゥーを摂取して密教化していくようなタントリズムと比すれば、実に、素朴で、‘色気’も薄いと言えることになります。
漢和訳と梵本がモノトーンと総天然色なら、法華経と他経・殊に密教では素朴と壮麗?の対比といった対比感覚は、案外、従来の法華経論議には余り見られない(そう感じるのは、わたしが寡聞であるからに過ぎないのかも知れませんが)ところで、こんな種々の観点からも法華経は見直されてしかるべきだと思うわけです。
これまた他スレ、たとえば本尊スレで論じるべき点かも知れませんが、日蓮の漫荼羅は四角い料紙に二次元的に図示したもので、この仕上がりはまた、モノトーンで静寂。しかし、そのモチーフとなった法華経のドラマは、舞台は三千大千世界をまたにかけて50小劫の時間、高さ500由旬の七宝に飾り立てられた塔に無数の大衆が参集したうえ、大地から出現したこれまた無数の菩薩群がその塔の周りを右繞する、しかも代表の4菩薩は、どうやら東西南北に立っているようで、塔の真正面・真後ろ・左・右の四方に位置するわけです。三次元ならぬ、悠久の四次元構想で仕上がっています。
わたしの知り合いのお坊さんは、「こんだけの舞台設定、こんだけの菩薩がこの大きな塔の周りを回るとすれば、2000年ぐらいじゃ、終わんない。これはまるで、壮大なメリーゴーランドのようなもの…」とイメージして語りました。
もちろん、松山先生と知己の御仁です。
この方が、松山先生に「日蓮のマンダラというのは、どんなもんでしょうか」と質問したところ、一言「オモチャ箱」と答えられたということでした。
このオモチャ箱という意味は、要は日蓮が好きなものを、みんな押し込んで一幅の図にしたから、というほどの意味での比喩だということでした。
「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、什の鱗、台の鱗、さらに日蓮の鱗も落とさないと、法華経の実像は垣間見られない、教義解釈による狭い了見では何も見えないという、信徒門下ではタブーに属する領域に踏み込んで考えようということです。
余談ですが、当掲示板が「身延派に占拠されている」という批判があるそうです。わたしの記すことは、身延・池上でも頭の痛いところだと思いますが(笑)
よろしく、お付き合いください。
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