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法華経について

122一字三礼:2006/05/21(日) 22:56:45
犀角独歩さん

> つまり、第1グループである Agradharmā、つまり、Pūrvayoga を除く、Upāyakauśalya からDarmabhān.akā までで、Amitāyus が出てくるのは Pūrvayoga という点は、やはり、注意が喚起されます。

仰るとおりですね。松山師の法華経前半成立説からは、やはりAmitāyusは後付けの感があります。
松山師のご見解はまだ伺ってはおりませんが、一般的な成立史からは、八千頌般若経よりも般舟三昧経がもっとも早く成立した大乗仏典とされますね。その般舟三昧経に、既に阿弥陀仏とその浄土が説かれておりますので、そういった意味では阿弥陀仏とその浄土は大乗成立時から広く認知されていたと言えるかもしれません。

また、阿閦仏は、阿弥陀仏と共に法華経に登場する仏ですが、「阿閦仏国経」に説くその浄土・歓喜国の様子は、北倶盧州(アーリアの理想郷)の描写と極めて近いところから、理想郷としての浄土としては最も古いのではないか、との説もあります。

しかし、「阿弥陀・極楽」「阿閦・歓喜」の概念成立より後に法華経が成立したとしても、寿量品に説くGrdhrakutaは、極楽、歓喜、蓮華蔵等の浄土描写と比べるとはるかに分量が少なく素朴ですね。
このあたりの関係をどのように捉えればよいのか、私に理解できるまでにも相当の年月がかかりそうです。


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