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本尊と曼荼羅
369
:
川蝉
:2005/05/14(土) 15:24:47
冨士門流信徒でないですが、横から失礼します。
撰時抄の法華儀軌批判について。
すでに、江戸時代に真迢が、「日蓮は、観智儀軌が寿量品を阿弥陀仏としていると誤った評をしている」と、批判を寄せています。
真迢の批判に対して、日題の「中正論」では
「時に婆伽梵得自性清浄法性如来とは、是れ観自在王如来の異名なり。則ち此の仏を無量寿と名づく。若し浄妙の仏国土に於いて現に仏身を成ず。雑染五濁世界に住しては則ち観自在菩薩と為る。」
との不空三蔵の「理趣釈」の文を引き、
「文の中の、時婆伽梵得自性清浄法性如来とは理趣経の文なり。是れは釈迦如来を推功帰本して法性如来と云うなり。然るに不空は是れを釈して則ち或いは観自在菩薩とも又は無量寿仏とも云へり。
豈に 釈迦如来を無量寿仏とするに非らずや。・・・(観智)儀軌の文を見るに寿量品を誦する次に無量寿決定如来の真言を誦せよと云うは豈に寿量の如来を無量寿如来と意得て咒願するに非らずや」
と指摘し、不空に「寿量の仏と弥陀と同じ」と云う思想があったとしています。
(参考)「理趣釋」も文は下の様に成っています。
「1003_,19,0612a10(08):時婆伽梵者如前所釋。
1003_,19,0612a11(06):得自性清淨法性如來者。是觀自在王如來異名。
1003_,19,0612a12(02):則此佛名無量壽。如來若於淨妙佛國土。現成佛身。
1003_,19,0612a13(01):住雜染五濁世界。則爲觀自在菩薩。」
(大樂金剛不空眞實三昧經般若波羅蜜多卷下)
ちなみに日存の「金山抄」には
「不空の無量寿経の儀軌に云く。昔は霊山に在っては 妙法と名づけ、今、西方に在っては阿弥陀と名づく等、已上・・・既に霊山説妙の釈迦を以て弥陀と名づけたり。故に不空、寿量の釈迦を以て弥陀とせること決定なり」
と指摘していますが、日題の「中正論」によれば、無量寿経の儀軌にこの文は無いとのことです。私も見てみましたが無いようです。
弘法大師や智証大師の「弥陀と釈迦と同じ」と云う思想に基づいて「金山抄」引用の文が挿入された別本があった可能性も考えられます。
また「録内啓蒙 」においては、
「澄豪記(澄豪は1049〜1133年の人)に云く・・有る伝に云く無量寿決定如来とは阿弥陀如来と云々・・古来、決定如来を阿弥陀仏と云える一説あるに付順して今も(撰時抄も)此の如く遊ばせるか。元来、密家の所伝理趣釋(二十六丁)に、得自性清淨法性如來とは観自在王如来の異名なり、則ち此の仏を無量寿と名づくと云い。空海諸開題の第四法華開題にも、妙法蓮華とは斯れ乃ち観自在王の密号也、則ち此の仏を無量寿と名づくと云える亦其の流例なり」(録内啓蒙巻の十一・38丁左)
と会通しています。
(参考)「法華開題 」には次のように有ります。
「妙法蓮華とは、これすなはち観自在王の密号なり。すなはち、この仏を無量寿と名づく。もし浄妙国土に於いては、仏の身を現成し、雑染五濁の世界に住せば、すなわち観自在菩薩たり。」
(法華開題(開示茲大乗経)筑摩書房刊空海全集3ー304頁
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