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本尊と曼荼羅

339ひたち:2005/05/12(木) 18:43:19
真部さん
顕正居士さん

塩田師の論文、すばらしいです。少なくとも、蓮師が「所謂法華経の観智の儀軌に寿量品を阿弥陀仏とかける、眼の前の大僻見」と書いた理由がわかったような気がします。蓮師は、法天訳の決定光明王経を正とされ、不空の説を捨てられたのですね。塩田師は、心覚の「別尊雑記」を示すことで、法華法では決定如来=多宝とする口伝が存在すること、また心覚がそのことに疑義を唱えていることなどよく分かります。蓮師は、法天訳の決定光明王経を正とされ、不空の説を捨てられたと考えられます。決定光明王経は後訳といえど、観智儀軌にはない世界名、そして一致する陀羅尼が明示されている以上、この経が訳出されたあとは決定如来を阿弥陀とするのが自然ななりゆきですね。蓮師もそれを支持されたのではないでしょうか。


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