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本尊と曼荼羅

153犀角独歩:2005/05/05(木) 16:05:58

152 愚鈍凡夫さん、引き続き、資料手放しですが。

漫荼羅の大きさって、普通で考えれば、やはり懸ける場所に比例すると思えますね。
漫荼羅というのは、結局、「壇」ということですが、儀式法要を行う場所に懸ける用途があったことは予想されますね。
あとは懐中用。折り畳んだ跡が残っている漫荼羅があるわけですから、懐中(御護)は用途としてあったんでしょうね。これはしかし、大きい必要はないでしょうね。

かつて顕正居士さんがご指摘下さった宝珠曼荼羅(中央宝珠/脇士・不動愛染)に蓮師は着想を得ていると思います。虚空蔵菩薩とも関係が見いだせますね。これは法華経世界から離れるわけですが、真言との折衷はもはや疑いの余地はないと思えます。となれば、これは祈祷、壇、呪符ということになるんでしょうか。

だいたい、法華経からは、漫荼羅はおろか、本尊すら、教義として見いだせないわけですね。さらに天照八幡という神道の側面。法華、真言、神道、この三つの要素が織り混ざって漫荼羅は図案化されているわけですね。十界漫荼羅、妙法曼荼羅といえば、実に舌っ足らずな呼称と言うことになるのでしょう。

故に本尊抄の該当文は寿量本仏を説明になっても、漫荼羅図案の説明としては3分の1しか述べていないことになります。


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