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565
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彰往考来(しょうおうこうらい)
:2005/05/03(火) 07:54:42
562吉祥仙人さん
歴史を考証する際に重要なことは、史料・資料の類です。
“史料”とはご本人が書かれた原本で、一次資料、“資料”とはその写し、翻刻などで、二次資料となります。その他、学者の著作、文献などは三次資料になります。
当然ながら、この順番で信憑性が高いといえますが一次資料といえど偽文書では話になりません。ご真筆写真は一次資料として扱ってよいでしょう。三次資料を中心に歴史を議論することはできません。まして小説は資料になり得ません。
小説というものは歴史研鑚において必要ないものであるばかりかむしろ邪魔なのです。ある特定の作家の考えであるばかりか、創作(偽文書とはいいませんが)であるからです。
では、なぜ関連した小説を読むのか? それは簡単です。講演や講義をする際に、聞いていただく方に予備知識として小説やドラマ(テレビ・映画などですね)の影響が極めて強いため、そのバックグラウンドを理解しておく必要があるためです。私自身もかつてNHKで放映された平幹二郎主演の大河ドラマ『樅の木は残った』が脳裏に残っていてその記憶を手繰っておく必要がありました。ま、小説は小説、あくまでフィクションであって楽しめばよいということでしょう。
彰往考来(しょうおうこうらい)
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