したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

続 大石寺問題提起

14石山居士:2003/01/04(土) 20:01

独歩さん 13において、「まずこの風聞において「否定」なる言辞が目に付きますが、私は否定しているのではなく、そのような証拠を知らない、故にそのことは確証をもって語れないという趣旨で一貫しています。」との件、了解いたしました。安易に風聞によって、独歩さんのお考えを取り違えていましたこと、お詫びいたします。

さて、日興上人が日蓮大聖人のあとを受け継いで住職に就任されたと考えますのは、次の、身延の地頭波木井日円より日興上人への状に依ります。少し長いですが富士宗学要集より引用します。

波木井実長入道日円より日興上人への状、祖滅三年、日円の正本西山本門寺に在り。 
はる(春)のはじめ(始)の御よろこび(悦)、かたがた(旁)申こめ(籠)候ぬ、さて(扨)はく(久)をん(遠)じ(寺)にほ(法)くえ(華)きょう(経)のひろま(弘)らせ、をはしまし(御座)候よし、うけ給はり候事めでたく(慶賀)よろこび(悦)入て候(中略三百十字)又みん(民)ぶ(部)のあ(阿)ざ(闍)り(梨)の御房の御文給はりて候事よろこび(悦)入て候、それ(其)につき(就)候てもさて(扨)御わたり(渡)候うへはせ(世)けん(間)しゆつ(出)せ(世)の事につけ(附)候ても何事もふ(不)そく(足)にもあい(相)存ぜず候、なを(猶)なを(猶)みん(民)ぶ(部)の阿闍梨の御房の御はか(墓)に御まいり (詣)候べきよし、うけ給もん(問)だう(答)ものび(延)候へども、この(此)ほど(程)ちかく(近)もん(問)だう(答)ばし候ぬとおぼえ(覚)候、御こゝろ(意)にいれ(入)て御きやう(経)あそばし(遊)て給るべく候。
さて(扨)わたら(渡)せ給ひ候ことはひとへ(偏)にしやう(聖)人のわたら (渡)せ給ひ候と思まいらせ候に候、恐々謹言。
 (弘安七年)二月十九日 沙弥日円在り判。 進上、白蓮阿闍梨御房。(富要八巻三頁)

宗学要宗の編者である堀上人は、著書の富士日興上人詳伝において、『短文の三所に「わたらせ」すなわち入山晋山を祝し、それを「故聖人」すなわち、大聖人の御入山と同様に歓喜しておる。』(165頁)と述べられており、私は、この日円状が、住職に就任された証拠と考えております。

また、日興上人への血脈相承については、特に提出出来るような根拠を知りませんが、第二代住職への就任をもって、血脈相承の結果であると判断できるのではないかと考えております。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板