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日蓮聖人と真言密教
56
:
川蝉
:2002/07/11(木) 16:09
犀角独歩 さんへ。続きです。
>それと「舎利=釈尊が苦悩を救う」が、いつの間にか他土の阿弥
>陀という釈尊とは別の仏の崇拝にすり替わっている理由が説明さ
>れていません。
大乗初期からの十方仏思想がありますが、諸仏は悟りに於いて平等と云うのが決まりです。釈尊の特性は十方仏も有するという事ですから、仏塔礼拝に、仏寿無量や「舎利=釈尊が苦悩を救う」と云う考えの萌芽があれば、その萌芽は、西方仏等にも仏寿無量・無量光・救済者の特性があるとする考えが生じる基になり得るでしょう。
十方浄土の中の西方極楽世界が重んじられた理由は分かりませんが(余談ですが、たしか中国天台では、一番近い浄土である事を理由の一つに数えていますね)
娑婆世界が浄仏国土化するのは何時の事かわからない、浄仏国土化が完成されている西方浄土に往った方が良いと云う欲求がもとになったのであろう推測します。
>たぶん、川蝉さんと私が初期と言うとき、既に400年以上の隔たり>があるのでしょう。
>私は、これら経典の記述が釈尊に由来するものであるとはまった
>く思いません。仮にそれが仏教教団内部で醸造されたとしても、
>です。
藤田教授が挙げた「増一阿含経巻四十四巻」や「長部16経・大般涅槃経」の文は、「スッタニパータ」等の原始経典と比べたら、ずっと新しい経であるでしょう。
阿弥陀仏思想発生に就いての議論ですから、阿弥陀仏思想が出てくるまでの前の時代の経に萌芽が見えるかどいうかが資料となります。
仏教教団内部で醸造された可能性はあるかどうかの問題です。
阿弥陀仏思想が釈尊の教えに叶っているかどうかの問題は別問題です。
私のコメントの
「『 …明らかにアミターウスの観念と相通ずるものと思われる。無量寿経のサンスクリット本によると、この原始経典の説とほぼ相応する言葉が見出される。』と論じています。」
に対し、
「これまた、同様のことです。経典を創作するのですから、仮に知ることのできるテキストがあれば、それを参照するわけですか
ら、同様のものがあったとしても、何ら不思議はないと思いま
す。」
との事ですが、「原始経典の説とほぼ相応する言葉が見出される」という事は、仏陀観に相通じる思想があると言い得る事では無いですか。
>問題点は、そこにあるのではなくて、アミターウス(阿弥陀如
>来)という仏に対する崇拝が初期(つまり、釈尊に由来して)に
>あったかどうかです。
阿弥陀仏崇拝が起こってきた因由を論議しています。
釈尊滅後において釈尊を無量寿・救済者として尊崇する萌芽があり、その後、仏陀観が進展する中で阿弥陀仏崇拝が起こって来たと考えるのが妥当であろうと云うのが私の考えなのです。
釈尊入滅直後には阿弥陀仏思想はまだ無かったのですから、釈尊に由来してないと云えば、に由来してないと云えるでしょうが、
仏陀観が進展する中で、醸造されたものだろうと云う見解は的を外していないだろうと私は思うのです。
(続く)
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