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日蓮聖人と真言密教

49一字三礼:2002/07/11(木) 00:11

インド他力思想とキリスト教

インドにおける他力信仰の起源の研究で、もっとも古い説は紀元前3世紀の中頃(アショーカ王以降)と言い、もっとも新しい説は常行三昧で有名な「般舟三昧経」等に出てくる阿弥陀仏の見仏の例がある。
「般舟三昧経」の成立年代は、「小品般若経」よりさかのぼり、大乗経典中最古(BC50〜AD100)とされている。
現今、他力思想発生年代に関する諸説は、ほとんどこの中に納められることから、だいたい紀元前後の成立とするのが一般的なようだ。

一神教の起源はユダヤにのみもとめられるものでもなく、イエスの出身地ガリラヤとユダヤの間にあった国、サマリアにも一神教があり、それがユダヤ教とよく似ていた為に近親憎悪にも似た、激しい対立をしていた。また、隣国のシリアにも緩やかな一神教があったので、ユダヤ教が一神教の代表のように目されるようになるのは、キリスト教隆盛以降であろうと思われる。つまり、どれをとっても小さい土地で少数の民族の間で営まれていた、民族宗教であった。
紀元前後、ローマ帝国とその近隣諸国でもっとも隆盛を誇った宗教はローマの多神教。これは、ローマ、ギリシャ、エジプト、エチオピア、マケドニア、そしてヨーロッパの一部の神々を吸収合併した多数の神格で、ローマ帝国の軍事力・経済力を土台にした覇権主義を考え合わせれば、当然と言えるかもしれない。

また、小さいユダヤ教団の中でも諸派わかれていて、ハシディ−ム党、サドカイ派、パリサイ派、エッセネ派、テラペウス教団、ゼロテ党等があり、主流派はザドクの子ども達・サドカイ派であった。これら諸派の歴史は面白いが詳しく書くのは大変なので省きます。

さて、イエスの伝道は、AD30年前後から始まるが、1宗1派を開く事を目的としたものではなかった事は、福音等に明らかなことである。つまり彼は純粋なユダヤ教徒と自負していた。
彼の属していた宗派は、彼が受けた洗礼の作法、荒野での布教、神の国の到来、用いた暦、祈りの言葉、食事の作法等から、パプテスマのヨハネとともに、エッセネ派である。このことは、クムラン文書の解読が進み、ほぼ確実とみられている。ちなみに、4福音書の成立年代は、マルコ書(AD70年)、マタイ書・ルカ書(AD90年)、ヨハネ書(AD100年以降)となっている。

このAD30年頃から始まったイエスによる、マイナーな一神教・ユダヤ教の中のエッセネ派の中の分派運動は、イエスの昇天後、1世紀半ばのネロ帝によって、布教の目が摘まれ地下に潜る“原始キリスト教”時代をむかえることになる。それから、4世紀のコンスタンティヌス帝のミラノの勅令まで、断続的に迫害を受けつづける。

えー、長々と書いてしまいましたが、上記の歴史からキリスト教が、初期大乗仏教に影響をあたえたと考えること時間的にも物理的にも難しいように思います。(け、結論が短すぎ)


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