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日蓮聖人と真言密教

35犀角独歩:2002/07/07(日) 13:29

創価学会批判で著名の日本基督教団牧師・森山諭師は『創価学会のまちがいをただす』(日本イエス・キリスト教団東京教会出版局出版部発行/昭和38年3月20日)のなかで、いちりんさんが引かれた聖書を引いて、以下のように記しています。

日蓮は一切経を読破しているうちに、この如来寿量品にある「如来の久遠実成の常住説」に触れたとき、さながら瓦礫の山からダイヤモンドを発見した者のように、全く魅せられてしまった。しかもこれは、イエス・キリストの影(仏教でいう迹)であり、その本体はキリストであった。

「初めに言があった。言は神とともにあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた。できたものののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。…そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまことととに満ちていた」(ヨハネ伝1章1-4節、同14節)。
「イエスは彼に言われた、『わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない』」(同14節6節)。

などの聖書の言葉を文字どおりに読んだなら、「これだ、これだ!」と狂喜して、彼は熱烈なるキリスト教の伝道者になったであろうが、惜しいことには、当時の彼は、聖書を知るべくもなかったのである-P22-

と言い切っています。こちらの牽強付会もすごいなと(笑)
この前段では、大乗経典の成立について、

京都大学教授松本文三郎博士は、法華経の中で説かれる阿弥陀仏を、インド西域地方の原住民の信仰対象である善見王、すなわち太陽を人格化したものとするが、この説には多くの支持者がある。また米国パシフィック神学校のサンダース教授は、法華経を婆伽梵歌とヨハネ伝の並行思想と論じており、ケルンの如きも、法華経と婆伽梵歌の両者は、同一の源泉より直接の影響を受けたとして、ヨハネ伝を、その源泉の如くに取りあつかっている。わが国の三並良氏は、法華経をグノーシスの霊知思想よりの影響があるとしている(道旗師「霊戦」参照)-P19-

以上のような観点は、独りキリスト教の偏見であるというより、世界水準なのであって、これらの所説を覆すのは「魔だ、謗法だ」といった信仰的なヒステリーではなく、学術的な研究成果によるべきであるのは言うまでもないことです。

要するに、日本の伝統教団、全日蓮門下、興門も、低俗な身内喧嘩のドングリの背比べをしている場合ではなく、グローバルな視点から仏教の再考を真剣に考えなければ、もはや仏教は自殺するしかないという現実を厳しく凝視し、持てる力と財産を学術研究に費やすことによって仏教の復興に資するべきであると思うのです。


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