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『日蓮大聖人が御本仏である』という教義について
24
:
独歩
:2002/04/26(金) 19:46
顕正居士さん:
日蓮本仏論のご説明は当を得たものであり、特に否定するものではありません。また、祖師信仰も一つの信仰の形態である点も了解できます。
しかしながら、そのような祖師信仰、あるいは日蓮本仏論が、では日蓮聖人の御立の法門であるとお考えになられるのでしょうか。私が闡明にしたいのはこの点です。
法華経の、「我本行菩薩道所成壽命。今猶未盡復倍上數」が「そのかみ」「久遠元初」の義を存しているというのは、一つの“解釈”であって、説相と一致するとするのは、短絡ではないでしょうか。要は、この点を説明するのに釈義をもってするのではなく、あくまで経によっての説明が必要であろうかと存じます。
なお、久遠元初当初已来の菩薩と仏を等価とするのであれば、寿量品に殊更五百塵点成道を論ずる必要もなく、その序として多宝の証明も要らず、地涌の出現も不要ということになりませんか。そもそも寿量品は菩薩道について、説いているのではなく成仏について説いているのではないでしょうか。それなのに、成仏已前から結縁について、論じているとする根拠は、法華経のいずこに求められるのでしょうか。釈義によって展開される久遠元初・自受用身は法華の説相と一致していないと思えますが、この点は、どのようにお考えになられるのでしょうか。
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