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147
:
彰往考来
:2009/01/27(火) 13:26:18
無知の知さん
>142発明者の中にも既に存在しておりますが、誰かの発案からヒントを得て、新しいモノを生み出したり・・・私の中では素直に尊敬できない
はじめまして、彰往考来といいます。私は現職のエンジニアで仕事がら新製品の開発に携わったりします。もちろん私は日蓮聖人を信仰していますので、この掲示板をウロウロしているわけです。宗祖である日蓮聖人を否定するようなことはありません。
私は無知の知さんが上記ご意見であることに残念ながら納得できないのです。発明者は、無知の知さんに尊敬していただこうとして日夜努力しているわけではありませんから、ドーデモよいのでしょうが、ちょっと違うなあと思いますので筆を(イヤ、パソコンを)とりました。
新しい発明は、次の二つの要素を満足していなければなりません。ひとつは新規性であり、もうひとつは進歩性です。
新規性というのはその発明が公知ではないということです。すでに世にあるものは仮にその人が独自に考案をしても新しい発明にはなりません。特許の世界で新規性を否定するには公知であることを文献・資料で証明する必要があります。従って特許の世界では公知事実のないものは新規性があるということになります。文献・資料(特許の場合はすでに出ている特許公報が多い)を示す必要があるのはこの掲示板の議論で挙証を求められるのと似ています。
進歩性はその名の如く、全く新しいものということです。
では類似品はどうなるでしょうか?これはケースにより異なりますが簡単にできるものは容易推考といいまして、当該業界の者であれば容易に考案できるとして進歩性は否定され発明にはなりません。
では従来あるものにプラスアルファアの機能をつける(これを付加価値をつけるといいます)とどうなるでしょうか?
鉛筆と消しゴムの関係でみてみましょう。鉛筆は発明です。消しゴムも発明です。それぞれ独立しています。では消しゴム付き鉛筆はどうでしょうか。これは従来にない作用効果があります。この作用効果に進歩性と新規性があるので特許として認められる、すなわち新しい発明であると言えます。特許の世界ではこのようなものを応用特許といっています。これは無知の知さんがいう誰かの発案からヒントを得て、新しいモノを生み出すということに該当するでしょう。私は消しゴム付き鉛筆を発明した人は凄いと思っています。その柔軟な発想に敬服するからです。その意味で、誰かの発案からヒントを得て、新しいモノを生み出すという行為は尊いものと考えています。それが科学技術を発展させると信じているからです。
彰往考来
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