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素朴な疑問
869
:
川蝉
:2003/11/04(火) 10:54
866 : ケン さんへ。
今日は。
(1)について。
『種種御振舞御書』だけのようです。
(2)について。
御存知と思いますが、明治か大正時代に重野文学博士が疑義論を発表し、それにたいして田中智学居士が反論論文を書かれてのは有名ですね。私は両書とも見ておりませんが、神田の東陽堂の目録に田中智学居士著の「龍口法難論」が5000円で出ています。
まとまって真偽論を論じている論文は知りません。それぞれ断片的に言及しているのはあります。
佼成出版社・茂田井教亨著「日蓮の行法観」(2000円)
種々御振舞御書の注釈書です。
日蓮宗現代宗教研究所所報第32号にある勝呂信静博士の「御遺文の真偽問題」の第二節・種々御振舞御書に少しく論じられています。↓
http://www.genshu.gr.jp/DPJ/syoho/syoho32/syoho32.htm
上記二書は親撰論です。
最近のものでは、偽作の立場で論じている鎌倉龍口寺の貫主さんの著「日蓮聖人伝百話」(3000円)があります。
日蓮宗新聞社で取り次いでいます。龍口寺でも販売しています。
(3)について。
『御伝土代』が一番古いようですね。ただし、日蓮宗宗学全書第一巻339頁に身延三世日進上人の『日蓮聖人御弘通次第』があり、「江ノ島の光り物出来して、御馬の頸を超えて」とあります。
編者が「身延山所蔵の進師直筆に依る」と注記していますが、宗祖出家年齢を18歳とし、また開宗を3月28日と記しているので、はたして進師直筆かどうかの問題もあるようです。
(4)については、犀角独歩さんが既に紹介してくださったので省略します。
(5)について。
分かりません。
祖滅約100年永徳元年(1381)に記せられた『日什御奏聞記録』には
「江ノ島の方より五丈ばかりにして満月の如くなる光物飛び来て」とあります。(日蓮宗宗学全書第五巻31頁)
あとは祖滅197年の身延日朝上人の『元祖化導記』や祖滅約200年ころの『日蓮聖人註画讃』がありますね。
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