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素朴な疑問

695愚鈍凡夫:2003/09/17(水) 00:11

顕正居士さん御教示有り難うございます。
御指摘の文証、これらのことですね。

「天台法華宗の沙門日向・日頂謹んで言上す。桓武聖代の古風を扇ぎ伝教大師の余流を汲み立正安国論に准じて法華一乗を崇められんことを請うの状。右謹んで旧規を検えたるに祖師伝教大師は延暦年中に始めて叡山に登り法華宗を弘通したもう云云。又云く法華の道場に擬して天長地久を祈り今に断絶すること無し詮を取る。」(五人所破抄)

「日向日頂一紙ノ申状ニ云ク、天台ノ沙門日向日頂等謹テ言ス、桓武聖代の古風を扇ぎ伝教大師の余流を酌む、祖師伝教大師叡山に登り法華宗を弘通する時、権門の邪見に於て取り砕くが如し、自余の正義に至つては泉の如く涌ク以来日本一州ノ山寺叡山ノ末寺タル条世以テ隠れなし人亦これを知る」(御伝土代)

空き缶さん、これが『園城寺申状』だと思うので、長文ですが引用します。

「日蓮聖人の弟子駿河の国富士山住日目誠惶誠恐庭中に言上す。殊に天恩を蒙り且つは三時弘経の次第に任せ且つは第五百歳の金言に依り永く爾前・迹門を停止し法華本門を尊敬せられんと請ふ子細の状。
副へ進ず、一巻 立正安国論文応元年の勘文並に三時弘経の図等。
右謹んで案内を検へたるに仏法は王法の崇重に依りて威を増し王法は仏法の擁護に依りて基を闢(ひら)く、是を以て大覚世尊未来の時機を鑒(かんが)みて世を三時に分ち法を四依に付して以来、正法千年の内、迦葉・阿難等の聖者先に小を弘め大を畧し竜樹・天親等の論師次に小を破し大を立つ、像法千年の間、異域には即ち陳・隋の両主の明時に智者十師の邪義を破し、本朝には亦桓武天皇の聖代に伝教六宗の僻(びやく)論を改む。今末法に入っては上行出世の境、本門流布の時なり。正・像己に過ぎぬ、何ぞ爾前・迹門を以て強ちに御帰依有るべけんや。料(はか)り知んぬ讎佞(ざんねい)叡聞を隔て邪義正法を妨(さまた)ぐ、如来得道の昔、尚魔障有り、何に況んや未代をや。然るに聖主の御宇の今や時機己に又至れり、弘通の期幾日ぞや、中ん就く天台・伝教は像法の時に当って演説し日蓮聖人は末法の代を迎へて恢弘(かいこう)す、彼れは薬王の後身、此れは上行の再誕なり、経文に載する所解釈に炳焉(へいえん)なる者なり。凡そ一代の教迹の濫觴(らんしょう)は法華の中道を説かんが為めなり、三国伝持の流布盍(なん)ぞ真実の本門を先とせざらんや、若し瓦礫(かりゃく)を貴んで珠玉を棄て燭影を捧(ささ)げて日光を哢(ろう)せば只風俗の迷妄に趁(おう)て世尊の化導を謗ずるに似たるか、華中に優曇有り、木中に栴檀有り、凡慮覃(およ)び難し、併ら冥鑑に任す。偏(ひとえ)に堯・舜の道を嗜み揚墨の門に立たず。今、適(たまた)ま聖代に逢ふ、早く下情を達し将に上聴を驚かさんとす。
 天裁を望み請ふ且は仏意を察せられ且は皇徳を施され、速に爾前・迹門の邪教を退け法華本門の妙理を弘められば海内静謐にして天下泰平ならん。

元亨三年(一三二三)    十二月廿二日」

「日蓮聖人の弟子駿河の国富士山住日目誠惶誠恐庭中に言上す。」
とはありますが、富士戒壇説とは結びつきませんね。


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