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素朴な疑問
3475
:
れん
:2007/07/20(金) 10:54:29
端くれさん、初めまして。富士系の漫荼羅にある「若悩乱者頭破七分・有供養者福過十号」の天台宗文献の言葉の書き入れですが、その範は日蓮その人に遡ります。現存真蹟では弘安元年八月から弘安二年十月までの御筆漫荼羅数幅に「讃者積福於安明・謗者開罪於無間」とともに書き入れがあります。日蓮が漫荼羅に書き入れた経釈文を見ますと、法華経の持者に対する讃謗の果報としての罪福を説いた文が多いようですので、日蓮の書き入れもその意でしょう。日興の漫荼羅書写の定本は、殆どは彰往考来さんの御考察に示されるとうり日蓮の弘安元年八月の御筆漫荼羅ですので、富士門祖の日興も、書写の漫荼羅には上記の釈文の書き入れをしております。富士系では時代の変遷も例外も当然ながらありますが、祖形は門祖の漫荼羅様式にならっているようですので、あの書き入れは門祖以来のシキタリみたいなものでしょうね。
取り急ぎ、ご参考まで。
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