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素朴な疑問
3447
:
顕正居士
:2007/07/10(火) 15:02:09
なぜ中世では聖戦思想が当たり前だったのか?
大乗涅槃経の折伏思想は頻繁に支配民族が交代する中央アジア、インド北部で起こったのでしょう。
インド仏教末期の折伏思想はむろんイスラームに対するものです。
しかし中世の日本や欧州では平時に聖戦思想が当たり前だった。異民族に対するものですらない。
これはなぜか?
中世の寺社は封建領主で、小作料が主な収入です。それで土地の支配権はどうやって維持するか。
中央政府が小さい封建社会では領主は軍事、警察、司法を自分で行う、自分の土地は自分で守る。
そうしますと外交関係が特にこじれている他宗他派の寺社とは常時聖戦状態になります。
延暦寺と三井寺のように。実力がない中央政府や地方政府が干渉してきますとこれとも聖戦です。
聖戦によって僧侶の日常経済生活が成り立っているのですから、一方ではいくらでも戒律の話は
並べられるが、なんら現実生活とは関係しません。人は成り立っている経済生活の基本を疑わない。
せいぜい、末法だからねでおわりです。まあ、そういう事情であったと想像します。
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