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素朴な疑問
3022
:
犀角独歩
:2006/12/11(月) 13:27:04
問答さん
>…蓮祖の表現には、この五字を説いた釈尊、並びに四菩薩等の諸尊を前提とた表現であり、法のみでは有りません。仏菩薩を欠くというのは当たらないです。
この点はしかし、『本尊問答抄』をもってきてしまえば、瓦解しませんか。この点は、のちに記します。
>…「等」…「観心本尊たる上行所伝の妙法蓮華経の五字」ではないでしょうか。
違うと思います。この点は、先に記したとおりです。
また、‘等’とは止観のみならず、玄義・文句、さらに決・籤・記といった妙楽釈、また、その他釈と見るのが至当です。
なぜならば、『本尊抄』は冒頭に「摩訶止観第五」を挙げ、次いで「玄義」「文句」「妙楽釈」と挙げているからです。
そもそも‘等’が妙法蓮華経=本尊であるといい、『本尊問答抄』をもってもすれば「法華経並天台大師所述摩訶止観等明鏡」とは「法華経(=観心本尊)並天台大師所述摩訶止観観心本尊明鏡」ということになっていまいますが、如何でしょうか。証するもの(観心)と証拠(観心本尊)が同じになっています。こんな文章は成り立ちません。
それでももし、「等」が本尊であると仰るのであれば、この点を挙証する必要があります。
> 蓮師及びその門下は、妙法五字の受持することに依って観心を成就する
ことが出来る
これもまた、「受持即観心」という中世の解釈に依っています。
この点が違うことを「会通」という点を挙げて論じましたが、この点を省略して、過去の主張を繰り返しているに過ぎません。証なき反復です。
観心を成就出来るのではなく、観心はできない(不識)けれど、「自然譲与彼因果功徳」、仏因仏果の功徳を譲られることと、己心に十法界を観ることは意味が違います。
> …「観心本尊」という言葉の意味
では、本門本尊との異同は如何ですか。
本門・観心の捌きを、わたしは文底を挙げて論じましたが、この点は、証されていません。
> 「上行所伝の妙法蓮華経の五字」という本尊に依って観心しておられたと思います。
これも先に『本尊抄』の文の運びはそうはなっていないと記しました。この点を無視して、主張を繰り返しているのに過ぎません。これまた、証なき反復に当たります。
> 本尊抄の段階で、という事は、蓮祖の説は、後の「本尊問答抄」の段階では「法華経の題目を以て本尊とすべし」と明示されるわけです。
いまは『本尊抄』について、記しているのではないでしょうか。また、『本尊問答抄』について、記すのであれば、題目は上行所伝どころか、仏が本尊とするところであるというのです。『本尊問答抄』では上行所伝はまったく論じられていません。また、諸仏の師・本仏である法華経が上行によって所伝されてしまえば、これは下克上です。つまり、上行所伝を言う『本尊抄』と『本尊問答抄』は、その整合性を見ません。よって、『本尊抄』との整合性を証せず、『本尊抄』を考える資とすることは問題があります。また、日蓮の論調は、経年によって変化しているわけですから、過去の文献を挙げて証するのであればいざ知らず、未来の文章を挙げて証することは論攷としては甚だ不可でしょう。
> 「上行所伝の妙法蓮華経の五字」とは「法」ではなく、仏格としての「無始古仏」なのだと思っています。根拠は、「妙法蓮華経」という題号が指し示す実体は、単なる法ではなく、久遠仏であると読めるからです。
各人で、どう読もうとそれは勝手ですが、ここでは議論ですから、何故、そう読めるか記さなければ、単なる信念の押し売りに過ぎません。
わたしは、この考えは教相と観心の混同に原因があると思います。
本門-文底-観心という脈絡について、何度か、わたしは述べていますが、この点に触れず、単に過去の主張を繰り返しているのに過ぎません。
ここのところ、問答さんのご投稿は、わたしの証についても無視するか、反詰するにも証も挙げず、単に「…と思う」と考えのみを挙げるばかりです。これでは議論とは言えません。問答さんらしからぬ、ところと思えます。
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