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素朴な疑問

2858犀角独歩:2006/10/09(月) 13:17:58

しゅんかんさんのご質問はなかなか核心を突いたもので、かつ現役信者会員としては、先輩、もしくは大石寺僧侶には聞けない点だと思えます。つまり、聞いても、杓子定規の嘘を信じろと共用されるばかりの部分だと思いました。

> 日蓮系の既成宗派で(新興系以外)法主の本尊書写直筆を下付する

というか、法主ならずとも、本尊書写はされるでしょう。
事実、わたしは大明寺住職・楠山泰道師が謹写された二舗の漫荼羅本尊をいただいていますし、実際、奉安しています。


> 1.多くの書物等にも記載されておりますが、日興上人は日蓮の教えを妥協をゆるさず、かたくななまでに守った。

まあ、そんなふうに喧伝する古文書に堪能で、しかし、「戒壇本尊」の真偽を論ぜず、日蓮本仏、日興正嫡を論じる人々が、他門下も、傾聴しているという様はあります。
また、故高木豊氏も、日興をたいへんに高く評価していたと聞きます。
わたしはしかし、慎重です。日興の教学は、天才・日澄を得て、発展したものであって、日蓮の教学からは、飛躍が見られると思えるからです。

> 2.日興上人の時代においては、曼荼羅本尊のみではなく、仏像崇拝もしていた。

それは当然ではないでしょうか。『原殿書』などに、その様が見られます。
また、日興は、大石寺系が言いようを借りれば、身延の正当な後継者であったというわけです。その身延の墓所には、日蓮が終生、持仏とした釈迦仏像が置かれてあったわけです。これを盗み取られたと憤慨しているわけです。その御仁がどうして、仏像批判者であるわけがあるでしょうか。

> 3.日蓮は曼荼羅に仏滅後二千二百二十余年のみしか記していない?。

いえ、そんなことはありません。「二千二百三十余年」は、もちろんあります。

> 4.興門派等は日蓮本仏論を唱えていますが、当の日蓮は釈尊よりも私を崇拝
しなさいと日興に言った?。

そんな証拠は、寡聞にして、存じ上げません。

5.…興門派等は勝劣派に属していますが、
法華経二十八品の後半十四品に法華経の真髄があると唱えている…方便品第二…迹門

これはもっともな疑問だと思います。
この点の整合性を採るために、日寛は「所破借文」のためであるというわけです。しかし、これは説明になっていません。

方便品の諸法実相、十如是の文なくして、一念三千論は成立の仕様がありませんから。


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