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素朴な疑問

2703犀角独歩:2006/03/16(木) 09:32:47


そうそう。一つ書き忘れました。
「漫荼羅」という用語もまた、真言を起原とするものでした。

日蓮は初期、比叡山が慈覚以来、真言に泥むことを批判するわけですが、最終的に漫荼羅・本尊という真言宗のアイテムに落着していきます。
なお、漫荼羅本尊に何故、不動・愛染が記されるのか、それこそ、不動・愛染感見記で記される日蓮の神秘体験によるのだという指摘はあったはずです。この場合、法華霊鷲山法華説法と四菩薩附属をモチーフにしたはずの漫荼羅に、なぜ、真言宗の不動愛染が載る説明証拠として感見記を挙げることになります。

なお、日蓮が当初、出家し学んだ清澄寺は真言宗(天台宗と摂取)した寺院で、近代まで真言宗寺院でした。よく言われる日蓮が生身の虚空蔵菩薩に会い、智慧の宝珠を頂戴したという物語は、この真言宗における空海も行じた虚空蔵求聞持法をしていたときの体験であり、この系譜は天台宗ではなく、当然、真言宗のものです。

ところで、お書きになっている「成長」というのは、何でしょうか。これは仏教のどんな教義に基づくのでしょうか。寡聞して知りません。どのように読むのですか。「じょうちょう」ですか。


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