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素朴な疑問

269ワラシナ:2002/08/13(火) 23:06
「信者にとっての信仰と経済に横たわる深い問題 15」

*-1今回は若干経済から離れた話題だが、深い話題なのでここに含めさせていただいた。
*-2主張命題「私は宗祖仏法の特徴をその実行面から観察すれば、それを「当たり1/4、外れ3/4位の比率の、服用法が難しい特殊な漢方生薬、或いは香辛料一般の持つ効能」に喩えられると考える。」

0、前回「信心即生活」を理想的な形でやってのけている信者は全体の四分の一程度ではないかとの予想を述べた。そこで今其の根拠を述べる。これは身近な教団現実を正直に観察したことから来ているものである。学会、顕正会、正信会、法華講の内、前三者は正式信徒として認められなくなってしまった事、これを言う。議論展開の上でとりあえずこういう乱暴な扱いしたまででを前三者に属する人々を差別したり見下したりする意図は毛頭ないのである。この四者は元全員が正式な正宗信徒であった事実を強調したいだけなのである。
そして、その四分の三が正式門徒としては脱落してしまった(或いはさせられたのか)事の意義を強調したいのであった。
 正しい信仰をしている信者のうち四分の三がおかしくなってしまった実績を数字で表現したのが「当たり1/4、外れ3/4。」の言葉なのである。けっして四分の三の異教徒がおかしくなったのではない。元からおかしかった人々ではないのであった。真面目にやっていた筈の正宗信徒の四分の三がおかしくなってしまった事実に注目したのである。あるいは当人からみればおかしな結果になってしまった事、としても良い。

1、この事実をもっと広く視野を広げて観察すれば「急速にはびこって急速にしぼみ、ある時期最初勢力の殆どがダメになる特徴」が日蓮系教団の歴史に観察出来ると思う。その例をあげれば、
1−1、御在世教団では、龍口法難の折の退転者の比率が「一千中990人(種々御振舞抄)」だったこと。
1−2、御宗祖滅後身延山での五一相対では六分の五がダメになった、という石山的史観があること。
1−3、佐渡御書では、「仏になるものが殆どいないくらい少ない、殆どがダメになる(趣意)」との宗祖のご発言がある事。
1−4、中世天文法難では洛中を席巻したほどの日蓮宗19本山が壊滅的打撃をこうむった事。
1−5、上古大石寺では70年間続いた東坊地領有権紛争の影響で衰亡の危機を迎えた事。
1−6、近代戦前の学会は当局の弾圧で大半が退転したこと。

1−7、更に現代に移って平成の宗門と学会抗争の結果、最大信徒数を抱えた学会が離れた為勢力が激減した事。

1−8、今度は量的に見るのではなく信者個人に注目して観察すれば、上の量的な激減の影響から免れる事は出来ない。個々の信者の人生履歴の上にも、よく観察すれば、「浮き沈みの激しい教団史に翻弄される」その特徴が顕れていると観察されるのである。
量的な見方で本質を代表してしまえば、大半の信者が「人の出入りの激しい教団」の中にあってその影響を受けているから、自分一人だけ平然と呑気な程の信仰人生を遅れた人は例外扱いされてしまうのである。

1−9、ここで二、三の信者信仰履歴を体験事例としてお名前を出しては申し訳ないと思うのであるが、掲示板公開の情報を利用させていただければ、

1-9−1、独歩さんの人生遍歴などはご自分で「人生を棒に振った」旨の宣言をされ、落とし前をつけていらっしゃる事でも明らかなように「人生の最初の四分の三が失敗であり、残りの四分の一程度が成功(或いはもっと失敗率が大きい)」、として観察される、、と思う。

1ー9−2、ついで無徳さんも似たようなもので、「人生の最初の四分の三が失敗であり、残りの四分の一程度が成功」、として観察される

1ー9−3、私ことワラシナなど自分で今から総括すれば13年学会+19年間顕正会の32年間が失敗であり、平成11年法華講移籍の3年間が成功という感じをもっている。もちろん当時は「最高の大当たり!!我が青春に悔いなし」人生だと思っていたし、中盤19年間の顕正会人生は「死ぬ気本気」だったから今でも「当たり人生」の感を持っているが、、、、、。但し、今から思えば欲が出て平成元年頃顕正会を除名されてしまった方が良かった、という後悔が出てきた。

以上、時間的な尺度でいえば、一部の浮き沈みの激しい信者に関して言えば、「人生の最初の四分の三が失敗であり、残りの四分の一程度が成功」と評し得ると思う。これは「42年間権教方便で後八年法華真実」の権実相対教判にチョット似ていて面白い。これによれば偽ものの人生期間の方が長いのが当たり前なのかもしれない。もちろん人生の最初から大当たり人生の人も居ると思うが。
勿論ここで使った「あたり、成功」「外れ、失敗」とは、飽く迄「理想的な信心即生活の実現如何」の観点のみに注目しているものである。
(続く)


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