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素朴な疑問
2603
:
彰往考来(しょうおうこうらい)
:2005/08/22(月) 07:43:40
村松友視著『永仁の壺』(2004年、新潮社)を読みました。
内容については、下記HPの書評などにまかせるとして、
http://www.book-navi.com/book/syoseki/einin.html
ちょっと気が付いたことがあります。いまさらながらですが、“永仁”は鎌倉時代の年号で永仁6(1298)年には日興上人が「弟子分帳」を著わされています。問題は“永仁”の読み方です。この本に“えいにん”と振り仮名がふってありました。わたしは今まで“えいじん”と思っていましたので間違えていたのかと思いました。ところがインターネットで年号を調べてみると、両方の表記があるのです。
“えいにん”とあるもの
http://www.pastelnet.or.jp/users/eikoh/era/kamakura.htm
http://www.shouzando.com/nengou.htm
http://kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/bungaku/nengou50.html
http://mail.ring.gr.jp/skk/200503/msg00003.html
http://www.cnet-ta.ne.jp/p/pddlib/table/table3.htm
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/osaru/nengou.htm
“えいじん”とあるもの
http://www.hello.ne.jp/hp/nengou2.html
http://www.gakkai.net/nengou.html
http://www.je1osx.com/page694.html
しかしながら、広辞苑(第五版)では、“えいじん”では出てこず、“えいにん”の項に、「鎌倉後期、伏見・後伏見天皇朝の年号、(1293.8.5〜1299.4.25)」とあります。またパソコンのワープロソフトであるワードや一太郎では、“えいにん”であれば“永仁”と変換できますが、“えいじん”では出てきません。手元の堀日亨師の『身延離山史』(昭和12年、大日蓮社、75頁)には“えいにん”とルビがふってあります。どうも“えいじん”は分が悪いようです。
とりあえず今後私は“えいにん”を使おうと思っている(あえて“えいじん”を使う理由がない)のですが、どなたか真相をご存じの方がおられましたら、ご教示願います。
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