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素朴な疑問

2580犀角独歩:2005/08/05(金) 13:41:07

彰往考来さん、

御丁寧に有り難うございます。

ちょっと質問させていただきたいのですが、「剥離表装」という言葉を、彰往考来さんは、どこでお知りになりましたか。『日蓮正宗史の研究』ですか。それとも他の文献でしょうか。松本佐一郎さんも使っていましたっけ?

もし、上記であれば、そもそも、この山口さんの用法が間違っているとわたしは思います。

漢語的な話になりますが、剥離表装を訓読すれば、「表装を剥離する」となりませんか。つまり、表装(飾り・裏紙・軸等)を剥離して本紙だけにすることです。

わたしは漢文読みが仕事ですから、なんでも訓読する習慣があります。

剥離表装は、表装を剥離、表側の装飾を剥いで離すという以上の意味は持ちようがありません。つまり、本紙を2枚に分かつ意味は持ちませんし、さらにそれを別々に2つ掛け軸に仕上げるまでの意味を持つというのは、想像力の賜物ではないでしょうか。

それならば、2層となっている紙の層の表側を剥がし離して2枚にする(剥離表層)というほうが、言葉としてはずっと正確です。

第一表装を剥離するというのは、内装屋さんも使う言葉です。この場合、表装(壁紙)を剥離して、壁材そのものを露出することです。

では、どういうべきか。やはり、相剥でしょうか。しかし、この段階は本紙を2枚に分かつわけですから、表装は意味しません。

> 表層を剥離すること”と、“剥離した表層を表装すること”は別の作業ではなく一連の作業ではないでしょうか

いや、以上の次第ですから、これは全然別の作業です。
細かいことを言えば、剥離表層=相剥ですが、これは表装とは別の作業でしょう。
また、もう少し厳密に言えば、相剥というのは、表層の際に本紙を削ぎ、表装に馴染ませることの意味のほうが強いように思えます。しかし、この辺は実際に作業をしたことも立ち会ったこともありません。

> 『表層剥離』と『剥離表層』

これが混乱するようでしたら、この使用はやめることにします。
ただし、剥離表装という言葉もまた、一般には通用しないような気がします。
「表装」「剥離」と2つの成句を並べれば、一般社会では住宅内装の話でしょうね。

「和紙は漉いたものなので、その厚みから層を成している。そのために2枚以上に分離できる。書画が図された和紙の表面を剥いで2枚にしてしまい真筆を2つにしてしまうことができる」と、曖昧な成句を使わず、説明したほうがわかりやすい気がします。

「剥離表装」、山口さんが使いだした言葉なら、ついでに廃止するのも一考かと思います。

せっかくのご指摘を受けましたので、「剥離表層」という語の使用はやめ、今後は「相剥」で一貫することといたします。


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