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素朴な疑問

2450顕正居士:2005/05/26(木) 12:17:40
摂受と折伏について

摂受とは善をあつめ、まもること。折伏とは悪をふせぎ、おさえること。七仏通誡の偈にいう「諸悪莫作」は
折伏、「衆善奉行」は摂受です。仏教とは要するにもろもろの悪いことをせず、もろもろの善いことをせよと
いう教えです。これが摂折の二門であり、自分の生活についていうのです。

さて勝曼経には「まさに折伏すべき者はこれを折伏し、まさに摂受すべき者はこれを摂受す」という言葉が
あります。これは国王の社会秩序を維持する義務をいいます。仏教をもって導けない、要するに犯罪者は
逮捕し処罰しなければならない。聖徳太子の勝曼経義琉にこのことを道力摂受、勢力折伏というそうです。

また涅槃経にも国王の義務としての折伏がいわれます。仏教を護るために国王は戒を捨て、武器を持って
もよい。有徳王の説話と仙予国王の説話です。このことは最近にここに書きました。有徳王のほうは肯定
できますが、仙予国王のほうは「ポア」の思想です。残念ながら日蓮はこの涅槃経の思想を受容しています。
そしてこのことを取り挙げた日蓮宗内の学者はわたしの知る範囲では戸頃重基師だけです。

さらに法華経にいう折伏があります。「本已に善有るは釈迦小を以てまさに之を護り、本未だ善有らざるは
不軽以て大に之を強毒す」(法華文句)。本未有善には三乗、四教を説かず、直ちに一乗を説く意味です。

摂受と折伏は七仏通誡偈の意味が基本です。その上に勝曼経、涅槃経、法華経にそれぞれ異なる折伏の
思想があります。中に、涅槃経には絶対に否定しなければならない「ポア」思想があります。摂受と折伏を
考えるには、まずこれらの区別をしなければなりません。

なお、問答迷人さん。「摂受と折伏について」、別にスレッドを立ててはいかがでしょうか?


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