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素朴な疑問

220いちりん:2002/08/08(木) 10:23

五月雨さん
この文句は、もともとは『法華経』の「陀羅尼品第二十六」に出てきますね。

若し我が呪に順ぜずして 説法者を悩乱せば
頭破れて七分に作ること 阿梨樹の枝の如くならん

鬼子母神が、お釈迦さまの前で、誓うわけです。
『法華経』の教えを説く法師を守護します。そのために、悪鬼にやられてしまわないように、呪文を捧げます。そして、もしも法師を迫害する者があったら、わたしたちが、そやつの頭を七つに割ってしまいましょう。

阿梨樹(アルジャカ)という花があるらしいのですが、それは七つの花弁があるんだとか。見たことはないので、わかりませんが。

この七つと、南無妙法蓮華経の七文字と結びつけたりもするんでしょうね。

あるいは、頭上の七穴とも関係して、首から上に七つの穴があると。口一つ、鼻の穴が二つ、耳が二つ、目が二つで、合計七つ。その穴が病になるのだとか。

あるいは、心破作七分ともいって、物理的に頭が破壊されるというよりも、心が駄目になる。精神錯乱するなどと、言われてきました。

いずれにしても、おそろしいですね。
まあ、もとはといえば、『法華経』に罰と功徳の脅しと勧誘みたいなものが、たくさん書かれています。まあ「譬喩品」あたりを読んでみてください。

この『法華経』のもつ排他的なエネルギー、独善的なエネルギー、我の強さが、じつはおおもとの源泉であろうとわたしは思っています。

『法華経』はすばらしい経典ですけど、すばらしい部分と、厄介な部分がごっちゃになっています。まあ、いろんな人たちが、長い期間によってたかって作り上げた(もとの教えに、あれやこれやとくっつけたりしました)という成立事情にも原因があると思いますけど。


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