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素朴な疑問

2112顕正居士:2005/03/10(木) 01:16:26
日蓮の文章の大半は特定の檀越に宛てた書簡ですから、遺文から日蓮の思想を読み取る場合、
五大部などの「著述」といえるものを基本とし、一二の書簡のみに見える表現については慎重に
考慮する必要があります。「今、末法に入りぬれば余経も法華経もせんなし」(上野殿御返事)の
類いです。法華経は滅後末法のための経典であるというのが日蓮の思想ですから、ここは特殊
な文脈であらわれた表現でしょう。法華経に拠るならば女人は西方往生を頼むべきだろうか、と
いう質問に切れたのであろうと以前に此処に書きました。末法に入ったならば西方往生について
は法華経にどう書いてあろうが、ということです。

*「若如來滅後後五百歳中。若有女人。聞是經典如説修行。於此命終。即往安樂世界阿彌陀佛
大菩薩眾圍繞住處。生蓮華中寶座之上」(薬王菩薩本事品)。法華経は女人往生の経典とされる。


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