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素朴な疑問

1983愚鈍凡夫:2005/02/11(金) 20:09:24

漫荼羅と言えば、宮沢賢治が病院のベッドで、有名な「雨ニモマケズ」の詩の隣のページに佐渡始顕漫荼羅を模して書いていたんじゃなかったでしょうか。ふと、宮沢賢治を検索していて、こんなHPを見つけました(蓮祖漫荼羅とは直接関係ありませんが)。
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マンダラ(Mandara)は、サンスクリット語で円の意味がある。漢字では曼陀羅と表記される。仏教では、これを「輪円具足」「道場」「壇」などと訳し、当初は円形の修行のための檀のことであったが、次第に悟りの世界を象徴するものとの解釈がなされるようになり、その結果「本質」といった訳も付されるようになっていった。マンダラについて、ユング心理学ではこのように説明される。

「マンダラは・・・方向喪失・パニック・混乱した心の状態・の後すぐによく現れる。つまり、マンダラは混乱を秩序へと移すという目的を持っているのである。ただしこの意図は患者には意識されていない。いずれにせよそれは秩序・平衡・全体性を表現している。したがって患者はよくこの種の絵を描くと気持ちがよくなって気が静まると強調する。マンダラによって表現されるのはたいていヌミノースなイメージや考え、あるいはーその代わりをなすー哲学的理念である。」(CGユング「個性化とマンダラ」林道義訳みすず書房)
真言密教の「両界曼荼羅」を誰しも一度や二度見たことは人もいるだろう。チベット密教では、法会がある時、精緻な美しさを誇る「砂曼陀羅」というものを、僧侶たちが、手分けをして数ヶ月の時間をかけて、色とりどりの砂粒をもって描き、信者の前に披露をする。マンダラは、完全性と調和の象徴であり、悟りの心を表しているのである。

ユングは、ある時、自分の所に来た患者(クライアント)たちが、不思議に共通したマンダラ的な絵を描くことに着目して、これが人間の心の無意識領域に誰しもが持っているイメージであるかもしれないとして、マンダラの研究に着手したのであった。
いくつもの患者たちの絵を研究し、ユングは患者(クライアント)たちの絵の特徴を次のようにまとめた。
 1 円ないし球、または卵の形。
 2 円の形は花(バラ、水蓮・・・)
 3 中心は大洋・星・十字形によって表現され、たいていは四本、八本ないし十二本の光線を放っている。
 4 円、球、十字形はしばしば回転しているもの(卍)として描かれる。
 5 円は中心を取り巻く蛇によって、円状に(ウロボロス)または渦巻き状に(オルフェウスの卵)描かれる。
 6 四角と円の組み合わせ。すなわち四角の中の円、またはその反対。
 7 四角または円形の城・町・中庭(聖域)。
 8 眼(瞳孔や虹彩)
 9 四角の(および4の倍数の)形姿のほかに、きわめて稀ではあるが、三角や五画形姿が現れる。それは以下にように「歪んだ」全体像と考えられる。」(ユング前掲書)

どうだろう。単に「マンダラ」と「銀河」の形状の近似だけではなく、ユングが上げた患者(クライアント)たちの絵の特徴を、何気なく読むと賢治の「銀河鉄道の夜」と符合する言葉が次々と見つかる。例えば、「四」という言葉が、マンダラにとってはキーワードのようだが、賢治が推敲した回数は、四回である。また十字形であるが、銀河鉄道の旅は、北十字と言われる白鳥座から南十字の方向への旅である。卍という意味も、実に良く銀河の形状を表しているように思える。このように考えると「銀河鉄道の夜」という作品が、マンダラ的な世界を見事に形成していることが分かる。
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ジョン・レノンの「アクロス・ザ・ユニバース」と宮沢賢治
http://www.st.rim.or.jp/~success/jhon$kenji_ye.html


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