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素朴な疑問

1850犀角独歩:2004/11/03(水) 19:16

れんさん、ご賛同有難うございます。
わたしも禅師授与漫荼羅の真偽については、もう少し熟考しようと考えております。
愛染の異常な相貌、それにしても何故、これまで誰も問題にしてこなかった甚だ不可思議です。仰るとおり、歴代書写本尊を当たり、あのように書き出した以降が、彫刻本尊造立時期を探る鍵になると思います。


顕正居士さん、本尊・戒壇・題目が、やがて、本門戒壇漫荼羅本尊という独自の発展を遂げた…、ということは石山に泥んでいると、ややもすれば見落としてしまう一点ですね。
そうなのです。既に記したことですが、弥四郎国重は本門戒壇願主であったのが、いつの間にか本門本尊願主の扱いになってしまっています。これはつまり、戒壇本尊というまったく新しい蓮師とは何の縁もゆかりもない新義の発生があったればこそ、可能なことであったわけです。

言葉尻を言うわけではありませんが、戒壇本尊があれば戒壇題目がなければならず、そうなれば、戒壇戒壇もあることになります。そもそもこの3つは別立てに教義を構成したのが蓮師であったのに、漫荼羅が本尊と定まり、事檀論が取り沙汰される歴史的流れのなかで、あたかも戒壇専用の本尊、それも漫荼羅本尊が捏造されるに至る流れは、実に複雑怪奇と思えるのです。図形的に納得が行くところまで来たら、またこの点を考えなければならない、全く以て厄介な存在であるとつくづく思います。


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